9日の予選を勝ち抜き、トータル4回目の決勝進出となった。今年は、勝つと4連覇の覇者が居る。たかがキス、されどキス…簡単なようで奥が深い釣り物である。トータル200人は参加している大会で、一位になるのは、本当に実力のある方である。
←一投目に折れた天秤のアーム。。。。。。ちょっとアームが下向きになっていたので、90°に近い角度まで曲げたのが失敗の原因であった。
大会は「13:30集合」なので、今回も20分前に到着するよう、12:45六甲道駅発の快速で出発した。20分程で須磨に到着、駅南側のベランダから海岸を見ると、相変わらず海水浴に来られている方の数は少なかった。
徒歩5分程で乗船場に到着。皆さん車で来るのか、誰も居なかった。船上ではソウハチ君が船内の掃除をしていた。乗船場となる堤防の上は、屋根も無く滅茶苦茶暑かったので、クーラーだけ持って船に乗らせてもらった。集合時刻となり駐車場の門が開くと、沢山の車が数珠繋ぎで入って来た。そして竿を持った参加者がゾロゾロと乗船場に来られた。
奥さんが来て乗船料の支払いとくじ引きが始まった。今回の私のくじは「8番」であった。全員の受付が終わったところで釣り座を決めた。結果、私は右舷のミヨシから2番目に座った。
乗船が始まり、皆さん決めた釣り座で準備を始めた。この日のタックルは、竿:ダイワ 剣崎30-270MT、リール:シマノ バルゲッタ200、道糸:PE 0.6号、仕掛けは自作天秤3本鈎で、オモリは統一の30号を使った。13:50出船、ポイントに到着して釣り開始となったのは14:02からとなった。競技時間は4時間である。予め仕掛けに配られたアオイソメを刺していたので、アナウンスと共に仕掛けを投入した。
水深は25m位であった。いつものようにオモリが底についたら、仕掛けがなじむのを待ち、オモリをそっと底から持ち上げる。アタリが無ければトントンと底を叩いてみる。ブルブル…とすぐにアタリがあり、魚が鈎に掛った感触が伝わって来た。これはダブルかも…と思いながらリールを巻いた。そして後5mほどのところで急に軽くなった。水面まで巻き上げると、何と天秤のアームが無くなっていた。
ええ…天秤が折れてる、一投目からアクシデント発生。すぐに別の天秤にチェンジして釣り続行した。この日は、予選の日と同じ潮であった。同じ潮であれば、キスが釣れるのは前半の2時間である。気持ちを入れ替えてアタリを待つと、結構アタリが出て良く釣れた。この日は何故か、1匹のキスが2本の鈎を食っていることが多発した。しかも、殆どが飲み込んでいたので、鈎外しと餌付けに時間を要してしまった。
←大会が終わる寸前のイケス。マアジと活きていたキスが泳いでいた。
現在のルールでは、一時間毎に途中経過をアナウンスする。一時間の私の釣果は「14匹」。後で知ったのであるが、覇者は一時間で「33匹」釣っていたらしい。この日は、一位の釣果は公表せず、2位の方の釣果をアナウンスしていた。私は予選の時よりアタリが出ず苦戦が続いた。2時間経過で30匹ぐらいの方が何人も居るのに、私は22匹。3時間目からは、予選と同じ状況であれば、殆ど釣れなくなることが予想された。すると予想通りとなり、時間が経つにつれて誰も釣れなくなった。最後の1時間、私は1匹も釣れなかった。そして18:02を迎えて大会は終了となった。
終了後、ソウハチさんが、船上で覇者のキスを数えながら並べていた。その後、船長のアナウンスがあり、優勝は、48匹釣った4連覇の大山さんであった。私の釣果は26匹なので、倍ぐらい釣っておられた。たかがキス・されどキス、自分の思い通りにならんもんですね。また、来年頑張ります。
次回は、再度鳥取のシロイカ釣りを予定している。高速バスで三ノ宮から鳥取まで移動し、路線バスで港まで行くルートを使うと、交通費が去年の半額ぐらいで行けた。次回もこのルートで行く。前回に行った8月19日だけが釣れて無くて、それ以外の日は釣れていた。くやしい!!!リベンジである。