2025年5月28日 鳴門のメバル(福良・正和丸)

正和丸

何年ぶり?となる鳴門のメバル釣である。鳴門に釣行した直近となると、一昨年の1月であった。今の時期、メバルを狙っている釣船は本当に少ない。しかし、鳴門海峡では、5月一杯ぐらいまで出ている。特徴としては、大型をシラサエビで狙う釣りである。ただ、ゴールデンウイーク頃からシラサエビの供給が少なくなり、入手するのが困難となる。今回は、船頭が駆け回って用意して下さったが、餌が無いと釣が出来ないのが辛いところである。

←新しくなった正和丸。新しくなって結構時間が経ったらしいが、長い間来てなかったので知らなかった。

釣行日前日のブログを見ると、「非常に食いが厳しくなっている…」と書いてあった。確かにこの時期のメバルの食いは厳しく、連で釣れることは殆どない。2桁釣ったら優秀と言える。その2桁を目指しての釣行となった。

この日の出船は6時で、途中で餌を調達することも無いので、淡路島に渡った後は国道を走ることになった。毛糸先生が3:30に迎いに来て下さり出発。摩耶から高速に乗り明石海峡大橋を渡った後、淡路サービスエリアで高速を降りて、福良港まで国道を走った。国道はスカスカで信号も少なく、途中コンビニで食料を調達して正和丸の乗船場には5時に到着した。

5:30頃に船頭が来て準備を済ませた後、予約順に乗船となった。この日のお客は8人で、我々は、3,4番で毛糸先生が左舷のトモ、私は隣のトモから2番目に座った。新しい船は、設備も整っており、昔は無かった生簀と海水が出る装置が付いていた。また、昔と同様に、船べりには竿受けが簡単にセット出来るようになっていた。

鳴門海峡大橋

←久々の鳴門海峡である。一年を通じて色んな魚が狙える。明石海峡と良く似ているが、ここでのタコ釣りは、聞いたことが無い。釣れるのかな?

この日のタックルは、竿:ダイワ・MEBARU SPECIAL 495、リール:Barchetta200HG、道糸:PE0.6号、幹糸1.5号、ハリス0.8号、鈎5号の5本鈎を用意した。オモリは指示により30号と40号を使った。この船は、探検丸が使えるため準備した。探検丸があると、根掛りを避けた釣りが出来るので、絶対にある方が有利である。

予定通り6時出船。港を出た後は西の方向に走った。30分程走った所でエンジンがスローになり「準備して下さい」と船頭のアナウンスが出た。暫くして「どうぞ」と投入の合図が出て釣り開始となった。一投目、オモリが着底した途端、竿先が海中に引き込まれた。竿を立てようとするが立てることが出来ない。暫くするとプツッとハリスが切れた感触が伝わって来た。それでも巻き上げると何か付いている。水面に現れたのは、良型のサバ。水面で走り回られたが、何とか取り込むことが出来た。

初めのポイントは、青物ばかりであったので、船はすぐに別のポイントに移動となった。魚探を見ていると、駆け上がりのポイントで、頂上付近に沢山魚影が出ていたので期待した。しかし、魚影が出ているにも係わらず、誰にもメバルが釣れなかった。次のポイントも駆け上がりのポイントであった。このポイントで、ポロポロとメバルが釣れ出した。そして、私にも本日の初メバルが釣れた。良し、これからと気合が入った。

その後、メバルを2匹追加してからは、全く釣れなくなってしまった。周りを見ていても、たまに1匹釣れるぐらいの状況となった。ブログに書かれていた「非常に食いが厳しくなっている…」とは、この状況のことかと思った。何箇所か移動するも、状況は変わらなかったため、船は海峡の東側に移動となった。

この日は、風も無く波も無い絶好のメバル日和であった。しかし、メバルの食欲は、悪天候であったようだ。このポイントに来てから、一匹メバルが釣れたが、チャリコ祭りが始まった。オモリが着底後、1m程底を切って持っていると、コンコン・グ~ンと穂先が締め込まれるアタリばかり。

生け簀

まあ、何でも釣れる魚は釣ってやろ…。私には、チャリコが来るのに、潮先のミヨシの方には、メバルが釣れるのであった。釣り座だけのことか、それ以外に何かあるのか???そして、時刻も13時近くとなり、次の流しで終了とのアナウンスが出た。最後の流しもチャリコで終わった。その時、ミヨシはメバルを釣っていた。何でやろ?

←メバルとチャリコ。この写真を撮った時は、メバルが釣れていたが、後半は、チャリコばかり釣れた。

結果、メバル4匹とチャリコ多数。チャリコと言っても30cmぐらいのも居て、かなり強い引きであった。毛糸先生もメバルをあまり釣ってなかった。しかし、船の前方に座った方は、皆さん2桁メバルを釣っていたと船頭が言っていた。結果から今日は、釣り座が悪かったことにしよう…。メバル狙いも終盤で、次の潮で終わるとのことであった。

6月…、まだ釣行の予定は1日も無い。日本海のシロイカが釣れても良さそうであるが、昨年と同様にマグロが沢山獲れているので、マグロにイカが食われてしまっているかも知れない。メックリも良く釣れているが、まだ食べても美味しくは無い。何か救世主が出てきて欲しいと思うが、現実は厳しい。月末からススキノに行くので、そっちの楽しみに頭の中を切り替えよう。