2024年12月1日 大漁!!! 晴光丸のウマヅラ

荷物

今年も残すところ1ヶ月となった!!!今年の遠足3回目である。鳥取、広島、そしてもう一回広島に釣行することになった。ウマヅラ狙いは、今まで釣友と秋から冬にかけて、1泊2日で2日間の釣行が普通であった。しかし、広島まで行っても年々釣れなくなったため、参加される方が減り、単独での釣行となった。幸いにして晴光丸は、船頭が自宅から安芸津港に行く途中に、新幹線の東広島駅の前を通るため、お願いすると送迎してもらえる。そのため、電車釣行が可能なのである。

←ウマヅラ釣行の荷物一式である。新幹線での釣行の場合、クーラーの大きさは、27リットルが持ち運べるリミットである。釣った魚を持って帰る時の事を考慮すると、キャリーも必須アイテムである。(今回、出発の際にキャリーベルトが切れたため、キャリー無しとなった)

釣行の一週間ほど前から、毎日気になる天気予報を見ていた。冬の天気は、前線の通過が強風に繋がり、一日前後にズレると釣行中止になってしまうことがある。皆さんも痛い目に遭われた経験をお持ちだと思う。最近の天気予報は、精度がだいぶ向上してきている。私は、Windyという天気予報で、当日の風を確認している。釣行3日前の予報を見ると、前々日、前日は10mぐらいの強風であるが、当日は穏やかな予報になっていた。この時点で、今回の釣行が可能であることを確信した。

出発日の午前、携帯に小池船頭から「明日4時20分に迎いに行きます」とのメッセージが届いた。私は、出船出来る前提で、既に準備を済ませていた。15:20に自宅から出発しようとしたところ、キャリーのベルトが千切れてしまった。そのため、キャリー無しで行くこととなった。JR六甲道から三ノ宮まで乗車した後、神戸市営地下鉄に乗換え、三ノ宮から新神戸まで乗車した。今は、どの駅にもエレベータが設置されているので、重い荷物もそんなに気にならない。良い時代になったもんだと思う。

新神戸駅から東広島駅に行く際、乗車時間が一番短いのは、のぞみで新神戸駅から福山駅まで乗車した後、こだまに乗換えて東広島駅まで乗車するパターンである。時間にして1時間37分である。帰る際も、行きと逆パターンの便がある。今回は、新神戸駅を16:15に出発し、東広島駅に17:52に到着した。すぐに駅前の東横インにチェックインした後、ホテルの近くにあるお好み焼き屋に直行した。この店は、19時で閉店なので直行する必要があった。東広島駅周辺には、飲食店が3軒ぐらいしか無いので、夕食を食べる店を、選択出来無くて本当に困る。

晴光丸

←スピードの出る晴光丸である。帰りは、32ノットぐらいで走っていた。余りスピードを出すと、燃費が悪いと言っていた。

当日朝、余裕を持って3時に起床。朝食を食べて乗船するための服を着て、フロントで船頭を待った。4時20分頃に小池船頭が迎いに着て下さり出発、駅前のコンビニに寄った後、乗船場である安芸津港に到着した。この日は、ウマヅラ狙いとジギング船が出るようで、2隻の船が出船の準備をしていた。この日のウマヅラ狙いは、スピードが出る方の船であった。ただ、この速い船は、安全のため船の周りに高さのあるパイプが付いており、クーラーに座って釣りをするには、ちょっと難ありである。全員揃った5:20に安芸津港を後にした。

この船は、スピードが出るため、走行中は全員キャビンに入ることが鉄則になっている。私は、船頭の隣の席に座らせてもらった。まだ、辺りが暗い時は、そんなにスピードを出していなかったが、辺りが見えるようになると30ノット以上の高速走行となった。愛媛の中島の西を通り、二神島の北を通過して沖家室島の南でエンジンがスローになった。そして、皆さん準備に取り掛かった。

この日のタックルは、ウマヅラのカゴ釣りには最適な竿:剣崎30-270MT(もうカタログにも載ってない)、リール:紅牙IC 150H、道糸:PE8本撚り1号、穂先に道糸が絡むのを防止するため、先糸としてフロロの4号を2mぐらい付けた。仕掛けは幹糸4号、ハリス3号(サンラインのエステル)、鈎:がまかつのカワハギ王7号(ナノスムースコート)の胴突き6本鈎仕掛けで、ドンブリカゴ25号を使った。エサは川津エビの胴の部分を鈎一杯の大きさにカットして刺した。

まず最初のポイントは、島の最南端の東側であった。2回流したが、誰にも釣れなかった。そして次は、緑色の灯台の側であった。ここは、過去に何回も来て、良く釣れた場所である。まずは、一流し目、指示棚に合わせると、モゾモゾとした後、穂先に少し重みが乗るような、モタレアタリが出て合わせると鈎に乗った。コンコンと顔を振って、ウマヅラが水面に姿を現したのであるが、型が小さくそのまま抜き上げた。

このポイントは、潮が直線的に流れるのではなく、円を描くような流れのポイントである。ここでは、ひと流し中、船頭が上げろというアナウンスを出さない限り、何回でも仕掛けを投入出来る。すぐに刺し餌が無くなっていた鈎に餌を刺し、ドンブリ籠にアミエビを詰めて投入した。指示棚でリールを止めて、軽く一回仕掛けを振りアタリを待つ。この釣りはこの動作の繰り返しである。

このウマヅラ釣りで大事な事が幾つかある。まずは、餌の大きさと鈎の大きさである。一番悪いパターンが、小さい鈎に大きな餌である。しゃくった時に鈎から餌が、身切れして抜けて取れるし、魚の口まで鈎が届かず餌だけ取られる。丁度、鈎の大きさと餌の大きさが、同じぐらいになるパターンが一番良い。持って来た餌に、鈎の大きさを合わすことになる。ハゲ鈎は、形状からして大きな鈎でも、ウマヅラは掛かる。

次にドンブリ籠へのアミエビの詰め方である。良くテレビのウマヅラ釣りの番組を見ていると、解説で「竿を振ったらアミエビが良く出るように硬く詰めないこと」と言ってますが、私は逆で結構硬めに詰めます。水中を確認した事は無いですが、10m以上深い棚で釣る際、柔らかく詰めると棚まで到達した際に、ドンブリ籠のアミエビが、かなり減ってしまっていると思います。そのため、1、2回竿を振ると、ドンブリ籠のアミエビが空になっていると思います。やっぱりアミエビが少しずつでも出ないと、ウマヅラは、寄って来ません。

もうひとつ言っておきたいことは、竿を振った後の構え方である。頭の中でイメージして欲しいのであるが、竿を振った後、降りてきたドンブリ籠をピタッと止めた場合、枝鈎はどんな状態になっているでしょうか?鈎は、枝針の結び目より上からゆっくりと下に降りてくることが分かりますね。実は、この時にウマヅラは餌を食っている事が多いのです。この時、竿先にアタリは出ません。鈎と穂先が張ってなければ、穂先にアタリは出ません。この時のアタリを出すには、竿を振った後、構える位置より40cmぐらい下まで一旦降ろし、すぐに40cmぐらい上に上げます。すると、鈎と穂先が張って、食いに来たウマヅラのアタリを捕らえることが出来ます。特に20cmぐらいの長めのハリスの時に有効です。試してみて下さい。

平群島灯台

一匹釣れた後、出来るだけ早く餌を付けて、アミエビを詰めて投入した。すると食いが良いようで、すぐにアタリが出て2匹目が釣れたが、これまた小型であった。大体、ウマヅラは、ポイント毎で同じ型が釣れることが多い。このポイントのウマヅラは、小さいことが分かったので、全て玉網を使わず抜き上げた。暫くして食いが止まったところでポイント移動となった。ここで私は、小型を20匹ゲットしていた。

←平群島の南端にある灯台である。上の方に太陽光パネルが付いているのが見えた。太陽光で蓄電して点滅させているのかなあ?

次のポイントは、島から結構沖合であった。船頭の指示棚まで降ろしてアタリを待つと、ジワッと重みのあるアタリが出て鈎に乗った。巻上げに掛ると、先程のポイントと引きが全然違い、コンコンコンと顔を大きく振るしぐさが伝わって来る。型が良いことが分かっているので、バレずに早く上がって来ないか、ヒヤヒヤしながらリールを巻いた。リールのカウントが5-4-3-2…海中にウマヅラが見えた。デカい!!!今回は、玉網で掬った。30cm以上の良型であった。

ウマヅラは、ポイント毎に型が同じ場合が多いと書いたが、このポイントでは、良型ばかりで小型は居なかった。但し、やっぱり大型は、巻上げ途中で良くバレた。バレる原因は、鈎が歯より内側に刺さっているのでは無く、歯の外の唇に掛かっている場合だ。唇に掛かっている場合、巻き上げる際に、強引に巻くと唇が千切れてバレてしまう。

私は、いつも慎重に無理せず巻き上げて、玉網で掬うことにしている。大型であれば、市場で一匹2000円はするので、掬ったウマヅラの唇に鈎が掛かっていたら「2000円儲かった」と心で呟いている。大型が多いポイントでは、お祭りも結構起こる。原因は、鈎掛かりしたウマヅラが、巻上げ途中で走り回って上がって来るので、隣近所の方といやでも絡んでしまう。こればかりは、防ぎようが無いので、お互い協力してもつれを解き、早く釣りが復帰出来るようにすることである。

暫く釣れ続いたが、やはり時間が経つにつれて食いが悪くなり、ポイント移動となった。船は、沖家室島の側のポイントに来たが、良い映りが無かったため、平群島のポイントまで走った。初めのポイントは、アタリも無く何も釣れなかった。その後、北の方向に何箇所か移動したが、釣れることは無かった。そして時間だけが過ぎて行った。

何回か移動して行くと、山口の遊漁船が数隻居る所に来た。そこで船頭は、魚の映りを確認出来たようで、同じポイントを何回も流し出した。すると、初めは食って来なかったが、途中から入れ食いが始まった。このポイントでは、不思議と小型と大型が混じって釣れた。ただ、辛いのが指示棚が深く30mぐらいであった。そのため、手返しに時間を要した。

釣れる釣れる…30mで止めて、枝鈎の長さ分穂先を上げると、即アタリが来た。食いが良くて鈎掛かりもバッチリ。鈎掛かりが良いので、巻上げ途中のバレも殆どなく、数を伸ばすことが出来た。生簀となる四角いバケツが魚で一杯になってしまった。良く釣れていたが、ある時にピタっとアタリが無くなり、14時40分に沖上りとなった。直ぐに魚を締めて、ハラワタを除去した。ウマヅラの場合、ハラワタの中に「ニガ玉」と呼ばれる胆嚢があり、除去しておかなければ調理した際に、苦い味がして美味しく無くなってしまう。

釣果

最後に沢山釣ったので、片付けが最後になってしまった。すでに船は帰路についており、高速で走っていた。私は、帰りも船頭の隣に座らせてもらった。この日は、非常に穏やかで、船は滑るように走った。ただ、時々潮波が立つ所や、他船が出す波に当たると、ガンガンと衝撃を受けた。天気も良く視界も良好で、進む方向にある島が、地図の通りにあることが確認出来た。そして、16時10分に安芸津港に帰ってきた。

港に戻ったら、恒例行事であるクーラーの釣果写真の撮影である。その間に、私は新幹線で帰るための衣装に着替えた。私は、魚の数を途中までしか数えていなかったので、何匹釣ったかは分かっていなかった。写真撮影が終わり51匹釣っていたことが分かった。広島に来た時の目標値は、一日50匹としていたので、目標をクリア出来た。

←ウマヅラを51匹釣った。大漁である。これたげ釣るチャンスがあるのが、晴光丸のウマヅラ釣りである。釣れないのであれば、わざわざ神戸から広島まで行くことは無い。このところ、27Lのクーラーで釣りに来たら、蓋が閉まらないので、釣れて無い方へプレゼントしている。

沢山釣れたのは良い事であるが、新幹線で来た時は、持ち帰りが大変である。特にこの日は、キャリーを持って来ていないので、釣具とクーラーの両方を持って帰ることが困難になった。そこで釣具は、セブンイレブンから宅急便で自宅に送ることにした。実は、そうなることを予測して、伝票を書いて用意して来ていた。

船頭が、お客の方に私の送迎を依頼してくれ、その方が、セブンイレブン経由で、東広島駅まで送って下さった。本当に有難かった。車の中では、ウマヅラ釣りの事ばかり会話していて話が弾んだ。クーラーと竿だけ持って帰ることになったが、満タンの27Lクーラーは、とてつもない重量であった。途中でベルトが切れたら、ハンドルを持って歩かなければならないので、ちょっと怖かった。

のぞみ

東広島駅17時52分のこだまに乗車し、福山でのぞみに乗換え19:24に新神戸駅に到着した。行きと違い、魚の詰まったクーラーを担いで歩くのは、とても苦しかった。そんなに苦しいのなら、沢山釣らなければ良いのである。しかし、広島までお金を払って釣りに行っているので、釣らなくては勿体ないのである。だから私は、釣れるだけ釣る…。

←福山駅からのぞみに乗換え。新神戸駅まで50分ほどで着く、速いねえ。

ヘトヘトになって帰宅して、すぐに煮付け用の料理をした後、風呂に直行した。風呂に入っている間に煮付けが完成、風呂から上がってから刺身を造って夕食となった。帰る間際に釣ったウマヅラは、硬直してなくて刺身にしたら美味しかった。煮付けも鮮度が良いと、身が骨からコロッと取れて、サクサク感があるようで美味しかった。

翌日、同僚にウマヅラを皮剥きまで調理した物をプレゼントした。大変喜んで受け取ってくれた。ウマヅラは、多種の料理に合うので、受け取った方は、自分の好きな料理にして食べれるところが良いです。12月…狙えるのは、タチウオかウマヅラしか無い。今月は、あと2回ぐらい釣行しようと思っている。タチウオに行くか…もう一回広島行くか、悩んでいます。どうしよう。。。。。

その結果、24日に須磨のタチウオ釣りに行き、1月3日に広島のウマヅラ釣りに行くことにした。1月11日は、夏から予約していた仲間との、広島日帰り釣行を予定している。今回のウマヅラ、やっぱり美味しかったし、プレゼントした方からも、非常に美味しかったと喜ばれた。行けるだけ行って釣って、職場のシマのメンバー全員にプレゼントする予定である。