2024年3月19日 盛和丸のメバルとカサゴ②

花博付近

前回の釣行後、もう一回メバル・カサゴ狙いで釣行しようと、3月5日に予約を入れていたのであるが、悪天候で中止になってしまった。そのため、同じ潮の次回ということで19日に予約を入れた。数日前に船頭からLINEで「今回は天気も良さそうなので出船します」とメッセージが届いた。今回は、釣行出来ることが確定となった。ただ、今回は、メバル・カサゴ狙いではなく、メバル・真鯛狙いに変更となった。17日に真鯛が、結構釣れたことで狙いが変わった。

←花博があった会場の辺りである。このところ、新しい建物の建設ラッシュが伺える。地図で確認すると、新しい会社が進出しているようだ、また、パソナが進出しているので、関係する建物なのかもしれない。

真鯛を狙うということで、真鯛の仕掛けを用意しなければならない。船頭に魚皮か毛糸のどちらが良かったか尋ねたところ、17日は、魚皮のサビキが良かったということで、過去に作っていた「皮を付けた枝鈎」を使ってサビキを作って用意した。メバルは、餌で釣るのか、まだサビキなのか尋ねたところ、サビキで釣れているとのことで、ハリス0.8号のメバルサビキを用意した。

いつもであればJR六甲道から始発に乗車するのであるが、当日は船頭が、出来ればもう一本早い神戸駅始発で来て欲しいとのことであったため、阪神で新在家から高速神戸まで行って、JR神戸駅5:17発の始発に乗換えた。高速神戸駅からJR神戸駅までの乗換え時間は15分もあったので、余裕で乗換えることが出来た。

須磨駅に到着し西側の階段を降りると、船頭が待っていてくれた。すぐに荷物を荷台に乗せ乗船場まで運んでくれた。この日の釣り座は、左舷のミヨシと指示された。既に私以外の方は、乗船して準備に掛かっていた。すぐに私も準備を開始した。始めはメバルを狙うということで、メバルのタックルを準備した。

メバルタックル

メバル狙いのタックルは、竿:がまかつ:がま船・瀬戸メバル硬調480、リール:シマノBaruchetta200HG、道糸:PE0.6号、仕掛けは自作メバルサビキ8本鈎、オモリは30号を使った。なお、この船は探検丸が使えるのであるが、細かくアナウンスしてくれるので、今回は持参しなかった。一つ目のポイントは、平磯の沖合であった。エンジンがスローになったところで、投入の合図が出た。

←メバル釣りは、軟調子の専用竿が有利である。一匹掛った後の竿の曲がりが連掛けを誘発することが出来る。

潮はゆっくりと東から西に流れていた。このポイントは、2m~3mの磯が点在するとのアナウンスがあった。そのため、オモリが着底したら、常に2m底を切ってアタリを待った。すると磯にオモリが当たった所で、クックックッとアタリが出て、この日1匹目となるメバルが釣れた。型もまずまずで、少し肥えてきていた。

何人かに同時にメバルが釣れたのであるが、同じポイントを流しても、何故か2流し目以降は誰にも釣れなかった。そのため近くのポイントに移動して流すと、ひと流し目は何人かに釣れるが、またまた2流し目以降は誰にも釣れなかった。船頭は「ええ映りしてるのになあ…」とのことであった。何箇所かポイント移動して、私は、4匹メバルをゲットした。この時点では、ボーズの方が結構居られた。

次のポイントは、岩屋警察の東で、かなり沖合の水深のあるポイントであった。小さな磯が何箇所かある所で、磯の高さは2mぐらいとのアナウンスがあった。皆さん一斉に仕掛けを下してアタリを待つが、時間が過ぎて行くだけで、殆どメバルは釣れなかった。そして、そろそろ真鯛の潮の時間ということで、真鯛狙いにチェンジすることになった。ただ、他船の情報によると、真鯛の映りが出てないようであった。

真鯛狙いのタックルは、竿:シマノ 海春 30-330、リール:ダイワ 紅牙IC 150H、道糸:PE0.8号、仕掛けは自作鯛サビキ8本鈎、オモリは40号を使った。ポイントに到着したところで、出来る人は下して下さいとのアナウンスで、真鯛狙い開始となった。しかし、良い潮が流れ出したのであるが、魚探に魚影が全く映らないようで、2回流したところで、真鯛は諦めてメバル狙いにチェンジすることになった。

この日は、この真鯛狙いに凄く期待していただけに、非常にショックであった。船は、先程のポイントより、更に沖合のポイントでメバルを狙った。このポイントでは、ひと流しで何人かにポロリポロリとメバルが釣れた。また、ここで釣れるメバルは尺ぐらいあるメバルが多かった。私も一匹、尺ぐらいのメバルが釣れてホッとした。この日は、全員の竿が曲がるような時合も無く、12:15頃に沖上がりとなった。

釣果

←この日の釣果である。メバル8匹とカサゴ5匹。最近の乗合船の釣果を見ていると、トップで10匹ぐらいが多いので、まだマシな方かも知れない。

陸に上がって他のお客さんと話をして分かったのが、シロウオを使って釣っていた方が居たが、全く釣れなかったらしい。今までの経験では、餌がシラサエビに変わって行く時期に、シロウオで良く釣れる時があった。しかし、釣れなかったということで、今後は、どのような釣り方で狙ったら良いのか、本当に分からなくなった。

帰りも駅前まで軽トラで送って頂き、JRに乗り30分程で帰宅した。帰宅した後、鮮度の良い間に刺身にして食べてみた。思っていたより肥えてきており、身に味があって美味しかった。夕食では、塩焼きにして食べたのであるが、塩焼きも美味しかった。今まで3月に釣ったメバルは、美味しくなかったので、やっぱり何か海が変わって来たのかなあ…と思った。

次回は、真鯛を狙える潮の日に、再度、盛和丸の真鯛狙いに行く予定である。今回、真鯛が釣れなかったことが悔しい。4月になると、釣れる確率がかなり高くなるので期待している。しかし、真鯛狙いは、今回のように日によってムラが激しいので、結果がアタリかハズレになることが多い。次回は、アタリの日に当たって欲しい。