2023年6月18日 西田釣船のアコウと真鯛③

今季3回目の真鯛とアコウ狙いである。前の2回の釣行で、今年はアコウの期待が薄いことが判明した。そのため、今回は先日から釣れ出したマアジを、朝イチ狙うことになった。船頭と相談の結果、この日の狙いは、マアジ⇒鯛⇒アコウということになった。

この日の潮は、早朝と昼前に転流があった。前回より今回の方が、転流時刻が早かったので、前回より早い4時頃に出船することにした。そのため、メンバーには「岩屋港4時集合、すぐに出船」とメールで連絡した。当日は、3時にBMW氏が迎いに来て下さり出発、阪神高速が工事中なので、六甲トンネルを通って7号線に乗り、そのまま明石海峡大橋を通るルートで岩屋港に向かった。

このルートは、この日も非常に空いており、30分程で岩屋港に到着した。既にDAISUKEさん、珍テスターが到着しており、全員揃ったので乗船前にくじ引きした。その結果、左舷ミヨシに私、トモにDAISUKEさん、右舷ミヨシに珍テスター、トモにBMW氏が座った。転流時刻が早いので、すぐに船を出した。

この日のマアジのタックルは、いつもと一緒で、竿:ダイワ極鋭真鯛360、リール:ダイワ・シーボーグ200J、道糸:ソルティガセンサー1.5号、マアジの仕掛けは、自作アジカブラ7本鈎仕掛け、オモリは60号を使った。

ポイントは、岩屋港を出て10分も掛からない近場であった。前日の情報が流れていたためか、本職の一本釣り漁師が5隻ほど集まっていた。そして第一投…、昨日の状況からすぐに釣れると思っていたのであるが、現実は厳しかった。5流しぐらい投入するも、誰にも一匹も釣れなかった。周りの漁師を見ていても、1匹か2匹ぐらいしか、釣れるところが見えなかった。

マアジが釣れる潮なのに食って来ないので、早めに見切りを付けて、真鯛狙いにチェンジすることになった。皆さん仕掛けを回収していた時、不思議とBMW氏にマアジがヒット。しかし、続けても釣れそうに無かったので、移動することにした。そしてひと流し目、私と珍テスターに真鯛がヒット。しかし、何故か2人とも、途中で外れてしまった。アタリがあった時に、思いっきりシャクって掛けたのに不思議であった。

それからの数流しは、アタリが続いて私は真鯛を3匹ゲットすることが出来た。暫くすると潮が激流となったため、明石海峡大橋のケーソン近くのポイントに移動した。このポイントで、前回は真鯛をゲットすることが出来た。到着して釣り開始…、釣れるのは釣れるのであるが、この日はメジロばかり。船頭は、見切りをつけて舞子の沖のポイントに移動した。

こんな潮時に、ここで釣れるのか…と思ったのであるが、活けエビの餌には釣れるのであった。流しはじめの一投目から真鯛をゲットすることが出来た。更に他のメンバには、スズキが連発した。潮が少し緩くなると、またまたメジロとほぼブリぐらいのが連発となった。一匹取り込むのに体力が奪われる。そんな中、私にもスズキがヒット、メジロと思っていたが、水面まで引き上げるとスズキであった。

4人の釣果

更に潮が緩くなったので、最後のターゲットであるアコウ狙いにチェンジした。期待は薄かったが、やはり釣れず、カサゴばかりであった。一回らしきアタリでヒットさせたものの、途中でオモリに青物が噛みついて暴れたため外れてしまった。その後、潮が反対向きに流れ出したところで、最後にマアジを狙ったが一回もアタリが無く、11時頃に沖上りとなった。

←予定では、4人でマアジを20匹ぐらい釣れると思っていたのであるが…。

私の釣果は、真鯛7匹、スズキ1匹、ハマチとメジロ少々であった。(写真には写ってないが、カサゴは15匹ほどゲット)他にメジロとブリが釣れたが、皆さん持ち帰りを拒否されたので、船に置いて帰った。釣れなかった頃は、メジロやブリを専門に狙っていたのに、時代も変わって専門に狙おうとは思わなくなった。恐らく今後も同じだと思う。

夕食で真鯛のカルパッチョとスズキの塩焼きを食べた。真鯛は、産卵後であるが、意外と痩せてなくて美味しかった。スズキは、文句ない美味しさであった。昔はこの時期、須磨から垂水沖にかけて、夜の乗合船でスズキを釣ったのであるが、何時からかか無くなってしまった。

次回は、日本海のアコウ狙いである。最近の情報によると、今のところ餌となる小アジ、イワシ、小サバが居ないようである。佐藤丸は餌を用意してくれないので、自分で釣るしかない。釣れない時は、冷凍の餌を持参する必要がある。しかし、冷凍の餌では、アコウは釣れそうに無いので、何とか餌が釣れることを祈るばかりである。