2022年11月6日 西田釣船の真鯛と鬼アジと平アジとカワハギ④

西田釣船

今季4回目の真鯛と鬼アジ狙いである。前回は、鬼アジは釣れず、真鯛と平アジが良く釣れた。また、潮待ちの時間にカワハギ釣りをやってみたところ、岩屋港前でカワハギも結構釣れた。今年は、ネットの釣果情報を検索していると、カワハギが明石海峡周辺で異常に釣れているようである。型はちょっと小さめであるが、釣って面白いし食べても美味しい。今回もアジが狙えない潮の時間は、カワハギ釣りを実施することにした。

←余りにも天気が良いので、明石海峡大橋の写真を撮った。世界第二位になってしまったが、日本ではまだ一位の長さである。

前々日に西田船頭に電話して、当日の予定を決めた。5:30頃に垂水港から出船して、真鯛⇒平アジ⇒カワハギ⇒鬼アジ・平アジというローテーションで釣ることになった。そのことをメンバーに伝え、乗船場に5:15に集合することになった。今回も、潮待ちの時に「カワハギ」を狙うことになった。前回の実績から岩屋港周辺で釣れることは間違いない。

4:10にMK氏が迎いに来て下さり出発、国道を走り途中コンビニに立寄って5時頃に垂水港に到着した。途中、DAISUKE氏からメールが来て、間違って岩屋港に行ってしまったようで、西田釣船に岩屋から乗船して垂水港に来るとのことであった。桟橋前に行くと、既にM氏が到着していた。5:30に西田釣船が桟橋に着岸して4人揃ったので、まずは釣り座のくじ引きをした。私は「2番」で、トモにも座ることが出来たが、ビデオを映す目的もあったので、左舷の前に座った。鯛の潮の時間があるので、準備の途中であるが5:45に出船となった。

この日の鯛のタックルは、竿:ダイワ極鋭真鯛360、リール:ダイワ・シーボーグ200J、道糸:ソルティガセンサー1.5号、仕掛けは、自作胴突き5本鈎仕掛け、オモリは60号を使った。餌は活きた川津エビを鼻掛けで使う。この鼻掛けが上手に出来なければ、真鯛は釣れない。

ポイントに到着すると、既に乗合船とプレージャーボートが沢山集まっていた。一流し目、まだ辺りは薄暗く穂先がはっきりと見えなかった。ゆっくりと巻上げていると、「コツッ」と真鯛のアタリが来たが、食い込まず鈎掛りしなかった。その後も、先週と違い食いが悪く、アタリ自体殆ど無かった。

しかし、諦めずに上げ下ろししていると、穂先が海中に引き込まれた。大合わせすると何かが鈎に掛った。真鯛では無い、ハマチでも無い、何やろう…。上がって来たのは、良型のスズキであった。1時間程粘ったが、全員で真鯛4匹とスズキ1匹に終わってしまった。

真鯛の後は、平アジ狙いにチェンジ。昨日は、非常に良く釣れたとのことであったので、期待が大きかった。釣り始めて一流し目から私にヒット。段々と深くなる所の一番深い所で釣れるような状況であった。次の流しは、深くなる前でメジロがヒットした。また次の流しもメジロかと思ったが、メジロはその一匹だけであった。しかし、メジロが居るためか平アジの食いは悪く、短時間で平アジの時合は終わってしまった。

次の潮まで潮待ちとなったため、岩屋港前でカワハギ釣りをすることになった。前回とは違い結構潮が速かった。しかし、カワハギが元気よくポロポロと釣れるのであった。この日は特に川津エビの切り身で良く釣れた。始めはアサリも付けていたが、川津エビで良く掛って来たので、アサリを刺すのを止めた。

カワハギを狙っていた時、西田さんの仲間から「潮が流れ出した」との電話があったようで、アジ狙いに行くこととなった。私は、1時間程の間にカワハギ6匹とキュウセンベラを6匹ゲットした。小さい魚であるが、良いおかずになる魚である。再びタックルをアジ用にチェンジし、鬼アジが釣れることを期待した。

ポイントに到着して一流し目、まだ潮が殆ど流れておらず誰にもアタリ無し。二流し目もハズレ。そして3流し目からアタリが出て、予定通り「鬼アジ」が釣れ出した。その大きさは45cmを超える型であった。一般の方は、明石海峡にこんなに大きなマアジが居ることを知らないと思う。

それからの流しは、ハズレ無しという状況になった。この日は、運よく途中バレが一回も無かった。初めに当たった時の鈎ハズレはあったが、掛ってから外れることは無かった。また、巻上げにもコツがあって、竿を立てて少し速めの同じ速度で巻くと、意外と途中で暴れることなく上がって来る。

船頭は、魚の居るポイントを一回も外すことなく流してくれた。そして、潮流も段々と速くなり、釣りが出来ない速さになったところで沖上がりとなった。この日は、真鯛と平アジが予定通り釣れず、鬼アジが予定より良く釣れた感じがした。本当にアジは、潮が良くても、行ってみなければ釣れるか釣れないか分からない。

釣果

←4人の釣果である。私の釣果は、鬼アジ・平アジ13匹とスズキ1匹とカワハギ6匹とサバ・ハマチ少々であった。(真鯛ボーズ)この日の鬼アジは、最大50cmぐらいあり丸々と肥えていた。

この日は、沢山釣れなかったので、サバが生簀の中で一匹も死んでいなかった。サバはマアジより酸欠で、先に弱ってしまうようである。持って帰って締めサバにしたら、刺身のような締めサバに仕上って、とても美味しかった。

今年は、美味しい鬼アジ・平アジが良く釣れている。毎回釣行する度に良く釣れて、沢山友人に配った。その際、調理してプレゼントするのであるが、マアジのカルパッチョが一番評判が良かった。私もこのマアジで作ったカルパッチョが一番美味しいと思う。また、2日目、3日目に締めアジにしても、非常に美味しかった。マアジは、2,3日続けて食べても飽きない。

この日も、釣れたら職場の方にプレゼントすることにしていた。この日まで6人中5人にプレゼントしていたので、最後の一人にプレゼント出来て、目標を達成することが出来た。自宅では、当日は締めサバとスズキのソテー、2日目は、鬼アジのカルパッチョとベラの塩焼き、3日目は、平アジの塩焼きを食べた。それだけ食べても食べきれない平アジと鬼アジは、予め早く冷凍にした。現在、自慢の-60度の冷凍庫が満杯になっている。

次回は、今年最後の西田釣船を予定している。最後も鬼アジと真鯛を沢山釣りたいと思っている。来月は、一泊二日の広島のウマヅラ釣行を予定している。何となく今年は調子が悪いようである。船頭にお願いして、大晦日もウマヅラで出船予定となったので、新幹線釣行を予定している。年末まで近づいて来た。何年も行ってない「タチウオ」に、有給を使って平日に行こうかと思っている。