10月12,13日に予定していた広島遠征が、台風の影響で中止になってしまった。これで8月13日に続き、2回連続となる。ウマヅラが良く釣れているという情報を入手していただけに、悔しさがこみ上げて来た。自然を相手にしている遊びなので、諦めるしかない。須磨の乗合船の釣果を見ていたら、予定通り10月21日でアオリイカ釣りが終了した。一回は行ってみたかったが、今年もパッとする釣果が無かった。来年に期待したい。
←自作の絡み防止箱。活けエビを活かす箱も作り、自分では、これで完成。この活けエビ用の箱の費用が、全体で一番高くついた。
西田釣船は、前回メジロ地獄に遭遇してしまった。今回は、何とかして真鯛や鬼アジを釣りたいと思っていた。前々日に最終確認したところ、一番の狙いは鬼アジということで、その準備に力を注いだ。この時期、平年であればブリ釣り用の餌であるイカが獲れるのであるが、今年は獲れないということで、ブリ狙いは無しとなった。
この日の出船は、、垂水港を5:30頃ということになった。当日、MK氏に4:15に迎いに来て頂き出発、途中でコンビニに立ち寄った後、垂水漁港の駐車場を目指した。高速には乗らず国道を走り、4:50に到着した。暫くすると開門待ちで並んでいた車が動き出し、10分程で駐車場に入れた。
但し、今回料金所で困ってしまう事を聞かされた。「来月からは、土日も開門が平日と同じの6時となりますので、注意して下さい…」ええ…、今後は西田釣船に釣行する際は、この駐車場は使えない。今後は、駐車場のことを考えると明石港から出船するしか無い。
4:50頃に開門の後、とりあえず乗船場所に車を横着けして荷物を下ろした後、駐車場に置いてもらった。皆さん、乗船する桟橋前に荷物を固めて西田さんを待った。その間にクジ引きで釣り座を決めた。この日のメンバは、毛糸先生、DAISUKE氏、MK氏と私の4人で、右舷トモに私、ミヨシに毛糸先生、左舷トモにMK氏、ミヨシにDAISUKE氏となった。
5:30頃に西田さんが桟橋に到着し、皆さん荷物を積み込んだところで出船した。朝イチは、鬼アジ狙いということで、素早く準備した。20分程でポイントに到着し、西田さんは、念入りに魚探を見て魚影を確認していた。しかし、良い映りが出てない…とぼやいていた。到着した時は潮がかなり速く、まだ仕掛けを下ろせる状況になかった。
この日のタックルは、竿:真鯛50-360Y、リール:SEABORG 200J、道糸:ソルティガセンサー2号、仕掛けは、ハリス4号の土佐カブラ胴突き6本鈎仕掛け、オモリは船頭の指示で80号を使った。この日の朝イチは、潮が速いため重いオモリが必要な状況であった。
7時になったら潮が緩んでくるということで、暫く船上で様子を見ていた。そして6:50頃に初投入、潮はまだまだ速く、一流しでかなりの距離を動いていた。そして段々と緩んできかけた時、毛糸先生に鬼アジらしき魚がヒット、上がって来たのは、やはり鬼アジであった。よし、今日は期待出来る…と思ったのであるが、その後、誰にも何も釣れない時間だけが過ぎて行った。潮も段々と緩くなって来たのであるが、魚探には鬼アジらしき映りが出ることも無く終わってしまった。
このポイントを今日のメインと予定していただけにショックは大きかった。ここで仕掛けを、エビ餌の仕掛けに変更することになった。そしてポイントも岩屋港近くの鯛のポイントに移動した。その一投目、下ろすとすぐにアタリが出たが、またまた青いヤツ。うんざりしたが、磯の手前だったので、魚を外して餌を付けて再投入した。すると磯の直前で、棚を合わせると磯の側に来た。その直後に大きなアタリが来たので大合わせした。
ハマチとは違い、顔を振る仕草が伝わって来た。しかも結構型が良さそうであった。暫くして水面近くに浮いて来た。すると久々に赤い魚影が姿を現した。隣のDAISUKEさんの差し出す玉網に収まったのは、50cm程の真鯛であった。久々の赤い魚にホッとした。
しかし、このポイントでは、ツバスが山盛り居るようで、仕掛けを落とすとすぐに食ってくる状況にあった。そのため、このポイントは諦めて、瀬戸の深場に移動した。前回鬼アジが釣れたポイントであった。ひと流し目、隣のDAISUKEさんに何やらヒット、ツバスかと思っていたら、鬼アジが上がって来た。
隣で釣っていた私には、何故かツバスしか食わなかった。そして今度は舞子側のポイントに移動した。狙いは真鯛であった。ここで数匹鯛が釣れたが、私にはおなじみのツバスが…。その後はツバスばかりになったので、最後に朝のポイントに戻った。
鬼アジは釣れなかったが、真鯛がポロポロ釣れた。MK氏は普通の鯛サビキ仕掛けでまずまずの型の鯛を釣り上げていた。暫くして潮が速くなったところで、沖上がりしなった。期待の鬼アジが殆ど釣れない一日であった。
←一番大きな真鯛で48cmであった。この日は、メジロは釣れなかった。ハマチクラスがメインの釣果となった。一番手前の鬼アジが釣りたかった。
ツバスを釣る気なら、沢山釣らせてもらえるが、やっぱり持って帰って美味しい魚を狙いたい。西田さんの予定では、この日は鬼アジが船全体で2桁釣れると思っていたらしい。しかし、自然は厳しい。本当に行ってみなければ分からない。プロの人でも予想が外れるんだから仕方ない。
年内にあと2回、西田釣船に行く予定である。その時に、1匹は鬼アジを釣ってみたいと思っている。次回は、広島に遠征してウマヅラを狙う。今年は良く釣れていると、船頭さんから聞いている。今年は、目的の魚を大漁していないので、期待している。