今年は、マアジがスタートから好調である。しかも3桁の釣果もあり、その好調ぶりがうかがえる。6月は、広島のアコウや西田釣船の真鯛を予定していたので、釣行出来る機会が制限された。そして11日に予約出来て釣行が決まった。本当は10日に行きたかったのであるが、好調で満船であったため11日の釣行となった。
純栄丸は早い者順の乗船ルールである。どこか好きな釣り座に座るには現地に早く行って、先頭に近い乗船順のチケットをゲットするしかない。毛糸先生と優先的に思い通りの釣り座を確保するため、私の家を9時頃に出発した。急ぎではなかったので、高速に乗らず国道を使ってまずはアミエビを購入するため、須磨のエサ光に向かった。
エサ光でアミエビ大ブロックを1個購入し、まずは純栄丸の待合所に向かった。余りにも早い時間なので、乗船順のチケットをもらった後、釣具店のヒカリに行って、欲しいパーツの確認に行くことにしていた。ゲートの前まで行って、私が走って待合所に行き、乗船順のチケットをもらった。1人既に来ておられるということで、2,3番のチケットをもらった。
チケットをもらった後、釣具のヒカリに行って欲しいパーツを探したところ、品揃えが良く欲しい物を購入することが出来た。その近くのセブンイレブンで昼食を購入して、乗船場の駐車場に入った。するとその頃から小雨が降って来た。何となく良く無い日の始まりであった。
11:30頃に朝便が戻って来た。中乗りさんが電話で聞いた状況によると、かなり釣果が思わしくなかったようであった。船内の清掃が終わり乗船が始まった。一番の方は右舷ミヨシから2番目に座られた。我々は右舷のトモに座った。そして全員揃ったところで12時に出船となった。まず向かったのは、神戸港の有名防波堤の前であった。
暫く魚探を見て移動し、投入OKのアナウンスが出た。すぐに投入して撒き餌を出してアタリを待つが、誰一人としてマアジを釣れなかった。それから何回か流すも、やはりこのポイントでは誰にも釣れなかった。次に向かったのは、神戸空港の西側の誘導灯であった。
このポイントでは、ミヨシから釣れるポイントに流れて行きマアジが釣れ出した。しかし、トモがポイントに当たる前に誘導灯の杭に接近し過ぎて、杭に仕掛けが掛ってしまう状況であった。ここで一匹も釣る前に2回も根掛りしてしまった。隣の毛糸先生は、杭が当たるギリギリのところで1匹目をゲットしていた。
この日は、何となくトモが釣れるポイントに当たることが少なかった。毛糸先生も「今日は釣れる所に入りませんね…」との発言が。移動して東の誘導灯のポイントでも、何匹かは当たってくるのであるが、連続して続くことか殆ど無かった。毛糸先生が大漁した時は、ずっと同じポイントで釣れていたらしい。
前回、広島のアコウが不調に終わり、今回も大不調に見舞われてしまった。時計を見ると16:30になっていた。船は最後に須磨沖に向かった。その時点で私は10匹ほどしか釣っていなかった。今日は最低新記録を更新すると思った。
須磨沖に戻って釣り始めたのであるが、磯付近に入れられているブイを見ると、潮がかなり速く流れていた。このポイントでこんなに潮が速かったら釣れないだろうと思っていた。しかし、数流しした時、私に結構強いアタリが来た。上げてみると良型のマアジがダブルで上がって来た。そして、それから3,4流しの間は、ハズレの無い流しとなったが、その後は何故かピタリと食わなくなり、沖上がりとなった。
天気も良く、風も無い釣り日和であったが、私は22匹しか釣れなかった。毛糸先生は33匹釣ってトップであった。毎日ホームページの釣果を見ていたが、本当に最悪の日に乗船したような結果となった。帰宅して料理をしたところ、やはり抱卵している個体が多かった。理由はわからないが、今までに無かった現象である。
今週、木曜から楽しみな「すすきの旅行」である。釣れなかった分、北海道で楽しんでこようと思った。今回は、2日目に積丹半島へ観光に行くことにした。シャコタンブルーの海を見てこよう。