2014年10月26日 河合釣船のウマヅラ

今年のマアジ釣りの際、水面でこぼれた撒き餌のアミエビにつられて、良型のウマヅラが浮いてきて見えていた。サビキに餌を付けて釣っている方が数匹釣り上げるところも見た。そんな状況を知っているので、今年はウマヅラが良く釣れるだろうと期待していた。ほぼ毎日会社から帰ると、お気に入りの釣船の釣果を見ているのであるが、その中で河合釣船が24日からウマヅラに行くことを知った。

25日の釣果が良ければ行く気であったが、、来週広島遠征のための練習がしたかったので、釣果を確認することもなく、どういう状況であれ釣行することにした。夕方にホームページを見ると、25日はトップで6匹との書き込みであった。ウマヅラ開始初日にしたら、えらい少ない釣果だなあと思った。

朝、JRの一番電車に乗車し25分程で舞子駅に到着した。そして駅から徒歩7,8分で乗船場となる岸壁に到着した。岸壁にはクーラーが6,7個並んでいた。私が到着すると、クーラーを置いていたお客さんが駐車場から出て来た。お客の方と顔が合った途端、相手の方から「いつもホームページ拝見してます」と言って下さった。また他の方からも同じことを言われた。このホームページ、皆さんしょっちゅうチェックしてみて下さっているとのことであった。メールでは、いつ更新されるか毎日楽しみにしていますというお便りも来た。期待に添えるようになるべく早く、濃い内容にしようと心掛けている。

タックル

6:25頃に河合釣船が迎いに来た。着岸すると順番に乗船が始まった。この日、来週広島に一緒に釣行するT川氏が来ていた。理由は私と同じく「練習」である。私はタバコがいやなのでミヨシに座ることが多い。この日も右舷ミヨシに座った。全員乗船して釣り座が決まるとエサの海エビ1パックが配られた。配り終わったところで出船し、淡路島の東浦を目指した。道中、船頭に昨日の状況を聞くと、今年は小型が居ない、釣れれば25cm以上の型だと言う。但しトップで6匹しか釣れなかったらしい。

おおまかに言って、ウマヅラのメインとなるポイントは2箇所あり、まずは北側のポイントを魚探で見たところ、まずまずの映りが出ていたのでやってみることになった。アナウンスで「xxメートルから映っています」と教えてくれるので、狙う棚は自分で考えて決定する。私は、まずは仕掛けの上の位置を指示棚に合わせている。その後、釣れたりエサを取られた鈎を見て棚を調整している。本日は、ガイドを「トルザイト」に付け替えたうまづらはぎ3.3mを使った。ガイドが軽くなった分、感度も上がったと思う。そのテストを行うのも本日の目的である。

ひと流し目、指示棚で持っていると「ガリッ」とエビの皮を噛む感触が竿に伝わって来た。合わせることが出来るアタリで無かったので、仕掛けを回収して見てみると、餌が2個無くなっていた。やはり今のはアタリか…、新しいガイドになったからわかるようになったのかもしれない。次の流しも同じポイントを流しだのであるが、結局誰にもウマヅラは釣れなかった。

次に船頭は、南のポイントに向かった。夏にアジが良く釣れた場所である。はっきり言って、このポイントに凄く期待していた。潮がいい時は入れ食いになることを想定していた。しかし、それは夢・夢・夢となってしまうのであった。良く映っているとのアナウンスに期待して仕掛けを投入、しかし、誰にも何もなし。仕掛けを回収すると、エサは投入前と何の変化もない。何回か流した際、トモに近い釣り座の方がウスバハギをヒットさせたが、水面で仕掛けごと切られてしまった。

映りがあっても釣れないので、船頭は別のポイントの上を通りながら、魚探で魚影を探していた。そのうちにあるポイントに映りがあるのか、そこで船を旋回させてそのポイントを攻めた。その時、私が座っている右舷ミヨシが潮先であった。指示棚で待っていると、明らかにウマヅラのモヨっとした重みが穂先に出たので合わせた。するとやっぱりウマヅラで26cmほどあった。これでやっとボーズから脱出出来た。この時までに、出船から既に2時間以上が過ぎていた。

ウスバハゲ

その後も続くか…と思っていたが、私にはアタリは出なかった。しかし、隣のT川氏にウスバハギが掛った。この魚、魚体もウマヅラよりだいぶ大きいので凄い引きをする。さすがにT氏の上手いロッドコントロールで船頭の玉網に収まった。その後、同じポイントで何も釣れなかった。

この後、船頭は朝イチに行った北のポイントに移動した。2流し目、私とT川氏に同時ヒット、私にはウマヅラの良型が、T川氏にはまたまたウスバハギが釣れた。後が続くのかと思われたが、本当にこの日はエサをかじられることが無かった。

船頭は、またまた南のポイントに移動、潮が反対になったのが良かったのか、数流しの間、一流しに一人ぐらいの割合でウマヅラが釣れた。私も1匹ゲット出来て計3匹となった。その後は沖上がりの13時まで、色々なポイントを流してくれたが、1回だけしかアタリは無かった。魚探にはウマヅラらしき魚影はあるようであるが、エサをかじられることが本当に無かった。結果、6回アタリがあって3匹釣れただけであった。

釣果

誰を責めることも出来ない一日であった。真剣に釣り続けたので本当に疲れた。実績があまりにも少な過ぎるので、ガイドを替えて良くなったのかどうかわからなかった。結果は来週の遠征まで持越しとなった。帰宅して今日は3匹しか釣れなかったことを嫁さんに告げると、ウマヅラでこんなに釣れなかったことは今まで無かったのと違う?と言われた。確かに…、今年はまだ始まったばかりである。暫く様子を見て良く釣れていたらまた行こうと思う。釣れていなければ、日帰り広島遠征に行くことになるであろう。

来週、広島で本日のうっぷんを晴らすことが出来ればいいのになあ、頑張ろう。