2013年10月5日 中鹿丸のアオリイカ②

出船

先週は、今年初アオリで16杯ゲット出来た。ほぼ満席の状態でど真ん中の釣り座で釣れた要因は、当然エギの選択が一番大事であるが、棚が合っていたのだろうと思う。本日は、風とウネリでそのことが全く合わせることが出来ない状況に陥るのであった。

先週良く釣れたので、帰ってすぐに当日の予約を入れた。今回は、一番の予約が出来たので、当日の潮と風向を読んで一番ベストと思う釣り座を確保出来る。潮の方向は決まっているが、風は予報に合わないことがある。しかし、この日は結果的に予報通りに収まった。しかし、それはウネリが出ることも予測出来た。

16時前に乗船場に到着、少し待っていると船頭が来た。予約が一番なので、夕食を取るために道具を船に積み込み夕食を食べに行った。この日は、左舷のミヨシを取った。戻って来ると当日の乗船者7名全員が揃っており、予約順に乗船された。17時出船、船はポイントTを目指した。当初北西の風がありちょっと波があった。ポイントに到着後、船頭は潮の状況を見て、暫くしてから「やって」のアナウンスを流し釣り開始となった。

ひと流し目、すぐに右舷の方に乗った。しかし、ここで問題が発生した。それは船の流し方により、道糸が斜めになってしまって、まともに棚合わせが出来ない状態に陥った。始めの2流しは色々と棚取りを試してみたが、改善出来ないので、船頭に「ちょっと船を突き過ぎではないか、誰の糸を見ているのか?」と直訴した。すると、右舷の真ん中の方の糸を見ているということであった。しかし、左舷はずっと糸が船の下に入って行く状況が続いた。船頭に直訴した次の流しは、そのことを考慮したのか糸が垂直になることもあり、その時に私は一杯目をゲットすることが出来た。

棚が合うと釣れるのである。その後もちょっとは流しは改善されたが、相変わらず斜めになってしまう状況が続いた。仕方ないので我慢して棚取りを頻繁に行った。その結果、棚が合ったのかどうかわからないが、イカが乗ると竿を絞って行くアタリで出て、ポロポロと数を伸ばして行った。釣りながら、今の船頭の操船では回避出来ないので、どうにか出来ないか考え、出た答えは「オモリを20号から25号に重たくする」ことであった。このことが、その後の釣果に結びつくことになるのであった。

オモリを25号に替えると、20号の時より糸が垂直に若干改善された。それ以上の効果が「棚が思い通りになっている」ことであった。このパターンを掴み、良い流しでは3連続で釣れることもあった。19時から20時の間に10杯ほど釣果を伸ばすことが出来た。しかし、風とウネリが出てきて本当に釣り難かった。

20:30頃には潮も緩くなり乗りが悪くなった。根気良く一生懸命頑張ったが、アオリイカはある程度以上潮が流れないと乗らないように思えた。そして遂に21時を迎え沖上がりとなった。シメながら数を数えると15杯の結果で、型は今回も16~23cmであった。夕食を食べに行った帰り、阪田釣具で情報を聞いたところ、この2,3日は非常に釣果が悪いということであった。その割には、本日の15杯は優秀であったと思う。

イケス

アオリイカの一番美味しい大きさについて、釣り談義の話題に良く出る。大きくなると釣っては面白いが、身が厚くなって固くなる。小さ過ぎると薄くて柔らかい。私がベストと思うのが胴長25cmぐらいである。身の厚みもそこそこあるし、そんなに固くない。そのサイズが釣れるのはこれから10月一杯がシーズンである。

これからは、数が段々と減ってくるが、その分型が良くなってくる。頑張って2桁達成を目標に頑張ってみてはと思う。

来週は広島遠征の一回目だ。ウマヅラをたくさんゲットする予定である。