2012年8月26日 浦島丸のマアジ④

ヨット

昨日、J氏が行くことを知っていたので、帰港した頃に電話してみた。すると、彼はそんなに釣れなかったが、トップの方は40匹台だったということであった。何より、サビキではそんなに釣れず、みなさんメバル仕掛けにオキアミを刺して釣っていたと言っていた。魔性サビキは使わなかったのか?と聞くと、使わなかったとのことであった。そんなに釣れたのなら、明日行ってみようかと思い予約を入れた。

朝便が出ているので、帰港してから奥さんが駅まで迎えに来てくれることになっていた。そのため駅に12:30に着いていれば良いので、時刻表を見てそれぐらいに到着するように出発した。鷹取駅に 着いて改札を出て、いつも迎えに来て くれる場所に向かった。すると釣り客が2人居られ、私を見つけると「齋藤さんですね、船頭からタクシーで乗船場に来てくれと言われた」ということで、3人で乗船場に向かった。

乗船場に着くと、まだ朝便は帰ってきていなかった。12:40頃に朝便が帰ってきて、奥さんが「このところタチウオが食わへん…今日もアカンかったは…」とのことであった。朝便のお客が降りた後、さっさと清掃を済ませて午後便の乗船となった。岸壁で待っていると奥さんが「齋藤さんここに座って、大きい生簀置いとくんで」と左舷のトモを指示された。そこで用意を始めると、お客さんが私のところに来て「サビキ見せてもらえませんか」と言われたが、「ちょっと秘密なんで…」とお断りした。見たければ釣りしているところを見てくれますかとお願いした。J氏も言っていたが、どうも私のホームページを見てくれている方が結構居られるようで、昨日「魔性の…」という単語が飛び交っていたと言っていた。

13時出船、 港を出るとヨットの講習でもやっているのか、白い帆のヨットがたくさん走っていた。ポイントはいつもの須磨駅の沖あたりで、10分もかからなかった。一流し目は誰にも釣れずすぐにポイントを移動した。次のポイントがこの日のベストポイントとなった。一流し目から私は入れ食い状態になった。隣の方は、メバル仕掛けにオキアミを刺して釣っておられたが、よく釣れるのは私であった。さすがの魔性効果がこの日も現れた。

周りを見ていても相対的に良い状況とは言えなかったが、釣れている時間に、私はコンスタントに釣る事が出来たという感じであった。2時間ほどの間で16匹ゲットしていた。この日は 不思議と小あじが殆ど釣れなかった。奥さんが途中で引き潮(東向きに流れる潮)に変わると釣れ出すと言っていたが、何故かこの日はずっと西向きの潮が最後まで続いた。潮が小さい時は、一日違うだけで変化が大きい。

釣り風景

そんなに海の状況が悪かったと思わなかったが、後半は全くといっていいほど釣れなかった。最後まで諦めずに頑張ってみたが、結局18匹という結果に終わった。実を言うと、昨日も釣行することが出来たのに、結果を見てから行こうと思ったのが間違いであった。潮が大きい時は一日の差は比較的小さいが、潮が小さい時は変化が大きい時がある。

この4回の釣行を振り返ると、釣れる日と釣れない日という感じがする。釣れる日は、そんなに潮に左右されず釣れ続いた。逆に釣れない日は、何故ここまで釣れないのか…というぐらい釣れなかった。前日が良い・悪いというより行く気になったら行くのが、一番良い結果を産むのではないだろうか。

最後の締めくくりとして、あと一回釣行してみよう。