2012年8月13日 浦島丸のマアジ②

釣公園

おととい69匹という激釣し、心のモヤモヤは消し去ることが出来た。釣れたマアジの型も、6月のとはまるで違い23cm~26cmに成長していた。サビキに掛かった際の引き込みも、すごく鋭く感じられた。これだけ釣れたのなら、まだ暫くは釣れ続くだろうと思い、13日も行くことにした。この日は、おととい良く釣れた潮を釣るということで、10時出船で16時帰港ということであった。

私は電車釣師なので、鷹取駅に迎えに来てもらった。9:30頃に到着する電車に乗り、予定通り駅に着くと、既に奥さんが待っていてくれた。電車のお客さんが結構あって、これで2便目と言っておられた。私以外に2人来られて乗船場に向かった。

車中、奥さんが私が69匹釣ったことを、他のお客さんが信じてないと言っていた。ホームページに掲載する際、船頭さんが「うちの常連でそんなに釣る人は居ないから2番手の数から出せ」と言ったらしい。こんなことになるのなら、カメラを持って行ってたので、撮影しておくべきだと思った。それか、奥さんに数えてもらったら良かったなあ…。まあ、信じるかどうかは自由なので好きなようにしてくれればいい。

この日のお客は18人ということであった。船には電車組の人のために、釣り座が確保されてあった。私は左舷のトモから3番目に座った。準備を済ませて出船を待っていたのだが、10時になっても1人来てないので、お母さんがその人に電話していて会話が聞こえてきた。「今、京橋あたりに居て車が動かない…」帰省ラッシュに掛かってしまったみたいである。毛糸先生がこの時期に釣りに行く際は、早朝以外2時間は早く出発しないと間に合わないと言っていたが、その通りの事態が起こっていた。結局その方は乗船を見送ることになった。

10時頃出船、この日は南寄りの風が強く、俗に「マゼ」という状況で波も高かった。しかし船が大きいので、何の影響も無くポイントに向かった。ポイントは前回と同じく港から5分ほどの、丁度JR須磨駅の前ぐらいであった。潮を見て暫くして「やって下さい」のアナウンスが流れ、釣り開始となった。

■あのマアジは何処に行った…

一流し目、仕掛けを投入すると途中で糸が止まった。巻き上げてみると、何とソーダガツオの30cmほどのが掛かっていた。船べりで外して逃がそうとすると、重量があるので1.5号のハリスがプチッと切れてしまった。何か不吉な予感がした。2流し目、マアジが掛かったが、今度は途中でプチッと口切れしてしまった。周りを見ていても釣れている気配はなかった。

1時間ほど本当に何も無し状態が続いた。周りの人も釣れない間に早めの昼食を取っていた。私も入れ食いの時のために、早めの昼食を取った。この日はローソンの割子そばを食べた。どうでもいい話であるが、割子そばは、セブンイレブンよりローソンの方が美味しいと思う。理由として①つゆが美味しい、②麺をほぐさないでも6個に分かれるようになっていて食べ易く、麺自体も美味しい、③具のねぎの量が多いし、白ネギではなく緑のねぎであることだ。簡単に言うと、関西人をターゲットにしていると考えられる。

出港して2時間ぐらい経った頃、ちょっとした入れ食いがあった。私は一流しで3匹釣ることが出来た。その後の3流しぐらい続けてアタリがあり、8匹ゲットすることが出来た。しかし、周りは釣れておらず、私だけが 魔性サビキの効果で釣れていたので、何でやねん状態に陥っていた。釣れたのはその時だけで、それ以降は釣れても小アジばかりとなり、根掛りも良くあった。途中から、今日はたいして釣れそうにないと思い、南蛮漬けのために小アジも持って帰ることにした。

船は色々とポイントを移動してくれたが、釣れるのは小アジばかりであった。しかし、たまにマアジが釣れることもあったので、終わりまで一生懸命頑張った。一度根掛りした際、仕掛けを回収すると、何とアコウの23cmぐらいのが掛かってきた。みなさん入れ食いタイムを期待して頑張ったが、結局、一回も無く16時を迎えることとなった。

結果、マアジ10匹、小アジ30匹、小アコウ1匹であった。盆休み明けに狙って、ダメな場合は今年のマアジ終了と言っておられた。自然は厳しい、一日違うと天国と地獄の差がある。これまでは日々の差が無かったが、ここに来て違いが出てきた。瀬着きのアジなので、すぐに居なくなることは無いと思う。今後の釣果に期待し、釣れていればあと一回は行きたい。この日、魔性サビキを4本失ったが、次回のために4本作った。