2012年6月9日 河合釣船のマアジ①

天気

5月1日は超最悪の釣果に終わったので、今度行く時は確実に釣れる日に行くことにしていた。その後、夜メバルは好調とは思えないし、鯛もイマイチのようだし…本当に釣行を控えるしか無かった。そんな中、まずは須磨沖でマアジが釣れ出した。マアジが釣れるのは3年ぶりぐらいである。須磨沖で釣れる時は、淡路側でも釣れる傾向がある。河合釣船のHPを見ていると、やはり気配を感じた。6月5日~8日まで釣果が掲載されなかったので、直近の正確な情報はわからなかった。そこで8日に河合氏に電話してみた。すると「釣れる」と答えがあったので、釣行を決意した。河合氏は、釣れる見込みが無ければ断ってくれる。

朝4時起床。まずは戸を空けて雨が降っていないか確認した。するとアスファルトがだいぶ乾いているところがあり、雨も降っていないことが確認できた。パソコンを立ち上げてレーダーを見ると、県内西に雨雲が残っており、6時ぐらいに明石の辺りを通過するように見えた。5時15分に自宅を出発、JR六甲道から舞子を目指す。駅から乗船場まで徒歩7,8分で到着。この日は、私を含めてお客が5人だった。そんなに釣れている情報が出ていなかったので、かなり空いていた。

6:30出船、ポイントKを目指す。 途中、釣れる時は良く釣れるポイントを魚探で確認してみたが、良い映りが無く通過するだけとなった。そして約40分ほどでポイントKに到着した。潮は下りが殆ど止まりかけていた。支度が出来たところで「やりましょか」とのアナウンスが出て釣り開始となった。水深18メートルと釣り易い深さだ。

この日のタックルは、磯竿1.5号4.8mに両軸リール、道糸PE1.2号に先糸フロロ4号3m、ハリス1.5号の自作サビキにアミカゴ25号をセット。マアジ釣りは食いの悪い時、刺し餌を付けると良く釣れることがある。そんなこともあるので、河合氏に刺し餌も買ってきてもらっていた。道中に話をしたら、アミエビを撒く時は、刺し餌は付けなくても釣れると言っていたが、まさにそんな状況で、買っただけ無駄になってしまった。

スタート直後からターゲットのマアジが釣れ出した。潮が殆ど流れていなかったので、何回も投入することが出来て、手返しが速い人は数を伸ばすことが出来る状況であった。 30分ほどの間で15匹ほどゲット出来た。これで今日のおかずが出来たとホットした。平均20~23cmの美味しそうなマアジであった。

マアジ

この日は、新しいパターンのサビキの実験をすることが、目的の一つであった。昨年、防波堤でマアジが良く釣れたサビキがあったので、船用にアレンジして作ってみた。すると効果バツグン、他の人が釣れなくても、ずっとコンスタントにアタリが続いた。また、ハリスにグランドマックスを使っているので、1.5号でもサバに切られることなく、結局1セットで一日過ごせた。

このマアジ釣りは、魚が掛かってからのあやし方が難しい。ちょっと強くこらえると、すぐに口切れしてしまう。久々のマアジ釣りだったので、初め、魚を掛けてからの竿の角度が悪く、途中で魚が下向きに突っ込んだ時、プチっと口切れしてしまうことが多発した。釣り方を修正(竿をもっと起こしてやり取りする)することで、だいぶバラシを減らすことが出来た。途中、ダブル、トリプルも3回ぐらいあり、10:30頃までの間に52匹と、ゴマサバを2匹ゲットすることが出来た。自作サビキの成果を出すことが出来た。

次はキス釣りにS沖に向かった。30分ほどの行程である。この河合釣船は、移動中イケスのポンプを停止させる。そのため、イケスに魚を入れれば入れるほど、移動中に酸欠を起こして魚が死んでしまう。お客が少なかったので、2つ使わせてもらったが、マアジは20匹ぐらいを残しシメることにした。魚を減らしたので、帰るまで活きたままに保つことが出来た。

キス

ポイントに到着してすぐにキス釣りを開始。水深40メーターとのアナウンス。右舷の3人は、すぐにアタリが出てキスをゲット。私の隣の方は、キス釣りに慣れておられるのか、コンスタントに数を伸ばしていた。また、何故かその人に釣れるキスは型が良いのに対して、私は小型が多かった。何か秘訣があるのかなあと思いつつ、ポロポロとキスが釣れ続き、13時に納竿となった。キスは21匹釣ることが出来た。

久々に「釣りをした」気がする一日であった。たくさん釣れると何かと疲れるが、やはり釣りは釣れないと意味が無い。帰って、シメさばとマアジの塩焼きを食べた。 シメさばは、帰るまで活きていたので、刺身と変わりない食感であった。マアジの塩焼きは、身に旨みがあり非常に美味しかった。このマアジを食べると、食べたいがゆえに再度釣行することになる。来週は、日曜ヘラブナの例会があるので、土曜日に行きたいが、もう50歳になるオッサンにとって連釣はキツイ。 また、23日は西田釣船の真鯛が待っている。これも楽しみである。