２０１２年４月２９日　中鹿丸の夜メバル①

ゴールデンウイークに突入した。今年は４／２８～５／６までの８連休だ。 ４月前半は、夜メバルの調子がイマイチだったが、中頃になってやっと食いが上向いてきた。もうこれからは、そんなに状況が悪くならないと思い、４月２９日に予約を入れた。去年から高校の同級生Ｊが行きたいと言っていたので、誘って２人で行くことになった。

ＨＰを見ていてびっくりしたのが、中頃になって「エンジンが故障」し、いつまで出船出来ないかが、はっきりしなかったことだ。そして、やっと故障が直り、２９日は予定通り出船出来ることとなった。だが…２７，２８日の釣果を見てびっくり、「さいあく１」である。

実は、２７日の釣果が酷かったので、２８日の２１時ぐらいに思わず電話して状況を聞いた。すると「全然、魚探に魚が映りませんわ…」との回答であった。この時期にこんなことは起こったことが無い。行くか辞めるか悩んだが、今までの経験で前日までさっぱりであったのに、当日から釣れ出すことも多々あったので、行って見ることにした。

Ｊ氏と阪田釣具で１６：３０に待ち合わせ、隣の王将で食事をして乗船場には１７：１０頃に到着した。既に数人の客と船頭が居て、釣り談義が開かれていた。１７：３０乗船開始、私は予約一番なので 、風向きと潮を考慮して左舷ミヨシに座った。

１８時出船。明石海峡を渡る時は、かなり南南西の風が強かった。鵜崎を越えてから、船頭は魚探を見ながら船を走らせた。目的地のポイントＢまで何箇所か魚影があったので、仕掛けを下ろしてみたが誰も何も釣らなかった。そして期待のポイントＢに到着した。

この日のタックルは、「瀬戸内メバルスペシャル４９５」にＰＥジリオンである。 まだ、アオイソメ餌ではないので、柔らかめの竿を使った。夜釣りなので、穂先と仕掛けの上に「ケミホタル２５」を装着した。これが無いと、夜釣りではアタリが目視出来ないので必須アイテムだ。この日の餌は活きたイカナゴであった。

ポイントに到着して、船頭は魚探を見ながら魚の映っている場所を探しているようであった。ここで良い映りがあれば「Ｎメーターぐらいにええ映りがある」と言ってくれるのであるが、それが無く「やって」のアナウンスが出た。一流し目、私はハズレで隣のＪ氏にヒット。まずまずのメバルが上がったが、それからの２時間ほどの間、竿を持っているだけの状態が続いた。

その後、やっとのことで一匹ゲットすることが出来たが、時刻は既に２１時を過ぎていた。船頭も諦めて、昨日釣れたポイントＭまで走った。すると一流し目、私に良型のダブルが来て釣れる期待が出てきた。次の流しも１匹ゲット出来て２桁の希望が見えてきた。そんなに高い磯ではなく、魚も浮いてきていない模様で、下の方の鉤に掛かっている。

ちょっと食いが収まってしまったので、近くだが別のポイントに移動した。船頭は、さっき釣れたポイントより、魚はたくさん映っていると言っているが、周りを見ていても誰も釣れていなかった。釣れないことが分かったのか、さっきのポイントに戻ると、またまたポロポロと私はメバルをゲットすることが出来た。

２２：２０まで時間延長してくれたが、本日の釣りは終了となった。釣果は８匹、どのメバルも良く肥えていた。帰って一匹刺身にしたが、この美味しさはたまらない。薄造りにして、ポンズで食べるのが一番美味しいと思う。

しかし、何時になれば釣果は復活するのだろう。他船の昼釣りの状況も最悪のようだし、１日も予約はしているが、３０日に釣れていなければ、キャンセルしたいと思っている。釣れない日は、精神的に本当に疲れてしまうからだ。