3月度の例会は 雨堤池(あまづつみいけ)だ。六甲トンネルを抜けて五社から西に少し走ったところにある。私の家から20分ぐらいで行くことが出来る。この池は標高が高い所にあるため、真冬は道路が凍結することがあり、例会をするなら3月からが適切だと思う。
この日も会員の方の車に同乗させて頂き、6:20頃に池の駐車場に到着した。 今年は寒い日が多かったが、この日は意外と朝から暖かかった。また、風も殆ど無く終日釣りをすることにおいては問題なかった。
7時前に釣り座の抽選が行われ、今回は「6番」を引いた。丁度真ん中辺りの釣り座であった。 会員の話によると、一番奥(写真の左端)が最近最も良く釣れている場所だと聞いた。私は 事前に良くこの池に釣りに来られる方から情報を得ており、竿は長めの方が良いということで15尺を出した。餌はウドン、もしくはワラビウドンの底釣りが当日のルールであった。
支度をさっさと済ませて、数回打ち込むとウキに変化 が出だした。この池は、打ち込んですぐに鉤掛かりするようなアタリが出ることは少ないように思う。ウキは動くが決定的な食いアタリが出ないので、暫く待ちを入れてみた。すると小さいがピッと小さい節アタリが出たので合わせてみた。これがやはり食いのアタリで、上手く鉤に乗って1匹目が釣れた。顔が小さく背が高い綺麗なヘラブナだった。これでボーズから脱出出来た。
その後も同じように「待ち」の釣りを続けた。今日は10匹釣れたら優勝…と聞いていたが、午前の段階で、トップが10匹ほど釣っていた。私は午前8匹に終わった。
午後に入って暫くの間、何故か食いが良くなった時間があった。バタバタと早い食いアタリが出て連続で釣れてきた。しかし、 その時合が過ぎてしまうと、待ちをかけてもアタリさえ出なくなってしまった。さらに途中から雨も降り出し、やる気が薄れていった。
そんな釣れなくなったのに、予定通り一番奥はコンスタントに釣っていた。それと予想に反して一番入り口も良く釣れていた。結果、私は6kgであったが、両端はそれ以上釣っており、順位として3位となった。悪いとされた釣り座であったが、頑張った甲斐があった。来月もここ雨堤池で例会が開かれる。おそらくもう少し暖かくなるので、もう少し釣れることだろう。
船釣りの方はパッとしない状況が続いている。メバルも今イカナゴを食べている状況なので、美味しくなってくるのはまだ先になる。去年、良く釣れた夜釣りもイマイチのようだし、週末は暇で仕掛ばかり作っている。その仕掛を使えるような日が来て欲しい。