2011年10月9日 岩屋一文字のベラ

渡船

先週のカワハギの釣果は、同じ日の中鹿丸の船の釣果よりも上回っていた。やはりまだ水温が下がってないため、沖には出て行って無いのだろう。この3連休は、3日間とも好天に恵まれるという予報であった。この3日間のうち、一日は船でタチウオかアオリイカに行くつもりで情報をチェックしていた。しかし行こうという気になる釣果が出ていなかったので、 8日は嫁さんとJR西日本1DAYチケット(一日乗り放題で3000円)で、岡山に小旅行に行ってきた。9日は、先週に引き続き岩屋一文字のカワハギ釣りに行くことにした。

朝6時30分頃出発、明石フェリー乗り場近くの餌屋でマムシを2000円買った。先週は1000円しか買わなかっので、途中で餌切れになってしまったため今回は増量した。 前回小アジが良く釣れたので、アミエビも2個買った。7:40のジェノバラインに乗り13分程で岩屋港に到着すると、 いつものように桟橋先端に中鹿渡船が居た。おやじに「まだカワハギが釣れているか」聞いたところ、一文字で釣れているということで、今回も一文字に渡った。

今回は、北端の白灯手前の曲がり角の内側で釣り始めた。タックルは4.5mの落とし込み竿を使い、胴突き3本鉤仕掛けにマムシを刺した。 この日は、釣り始めた時から引き潮が速く、6号のオモリではついて行けない速さだった。そのため内側は諦めて、防波堤を登って外側で釣ってみた。すると 沖はかなりの速さで潮が流れていたが、防波堤際は以外と潮がヨレて、探ることが出来る状況であった。右に流れたり左に流れたりと複雑な状況であったが、暫くしてやっとのことで1匹目のカワハギをゲットすることが出来た。その後も同じような状況が続き、色々と探り続けて12時ぐらいまでに7匹釣ることが出来た。

12時になると役場から音楽(恋は水色)が流れ、昼になったことがわかる。丁度その頃、引き潮が緩くなり止まった。探っていてもエサ取りも活性が無くなってしまったため、ちょい投げして釣ってみることにした。磯竿4.8mにオモリ20号で沖向きに30m程投げた。

一投目、オモリが底についた直後、穂先がガクガクと魚信を伝えてきた。何が掛かったのか…巻き上げてくると、赤ベラ(キューセンベラ)が、3本鉤にダブルで掛かってきた。それからエサがなくなる14時まで、ベラが釣れまくりとなった。投入すれば必ずアタリがあり、青ベラも9匹釣れた。また、カワハギも時々掛かってきた。カワハギも際より沖に投げた方が型が良かった。フグは殆ど釣れず嬉しいお土産が出来た。 この釣り方でこんなに釣れるなんて…先週気付いていれば、もっと大漁出来たはずである。なお、この日は小アジは釣れていなかった。アミエビを2袋買ったが、使わずに撒き餌して帰った。

釣果

結果、カワハギ14匹、ベラ30数匹であった。帰ってベラの塩焼きを夕食で食べたら最高に美味しかった。皆さんベラは、余りにも綺麗な色をしているので、食べても美味しく無いと思っている人が多いと聞いた。この魚は夏の魚とされており、6月頃に魚屋で良く見掛けるが、本当に美味しいのは9,10月である。私はキスよりベラの方が好き である。身に味があって美味しいからだ。

これだけ防波堤で釣れてしまうと、あえて船釣りに行く気がしなくなる。しかし、こんなにベラが簡単に釣れるとは思わなかった。 投げ釣りでもこんなに釣った記憶が無い。機会があれば、もう1回釣ってみたい。来年は、必ず釣りに行くことになるだろう。

来週はヘラブナの例会だ。あと一回優勝すれば、年間優勝確定だ、頑張ろう。