前回(8/25)の仙正丸へ釣行して以降、状況を見ていても9月はマルアジ以外、本当に釣れていなかった。我が家は贅沢で、マルアジとハマチは持ち帰ってはいけない暗黙のルールがあるため、船釣りには行けなかった。しかし、余りにも暇なので防波堤に何か釣りに行くことにした。阪田釣具で何か釣れないか聞いたところ、明石のフェリー乗場跡でカワハギが釣れる情報を入手した。そこで 9月23日に行ってみた。
真剣にやる気が無かったので、10時頃に釣場に着くぐらいに行き、14時頃まで釣ってみた。初めて行った釣場なので勝手がわからなかったが、胴突仕掛けをある程度投げて 、引きながらアタリを取って釣る釣り方と聞いたのでやってみた。しかし、投げるポイントが悪いのか、釣れたのは足元で落とし込みをした結果のみであった。結局カワハギは4匹しか釣れなかった。
その後の船釣の状況は、アオリイカは小さいし数も少ない。やっぱり釣れているのはマルアジとハマチだった。真鯛も釣れていたがアテになる程釣れていなかったので行く気にならず、10月2日に岩屋一文字へ行くことにした。明石でカワハギが釣れるのなら、岩屋一文字の方が絶対に良く釣れるハズという私の経験がそうさせた。
朝7時頃出発、明石で餌を買って8:20のジェノバラインに乗った。13分程で岩屋港に到着すると、桟橋先端に中鹿渡船が居た。おやじに何処でカワハギが良く釣れているか聞いたところ、一文字で釣れているということで、一文字に渡った。丁度、一文字に到着した瞬間、曲がり角辺りで釣っていた人がメジロ(70cmクラス)を釣り上げた。この一文字は明石海峡に面しており、潮通しが良く船釣と変わらないような釣果を出すことが良くある。
私はとりあえず北端の白灯手前の内側で釣り始めた。タックルは4.5mの落とし込み竿を使い、胴突き3本鉤仕掛けにマムシを刺した。すると2投目からカワハギが食ってきた。しかし、その後はカワハギも釣れるが、フグの猛攻と磯ベラが釣れまくりとなった。余りにも酷いので、防波堤を登って外側で釣ってみた。すると1投目からカワハギが釣れた。潮もそんなに流れておらず、好きなようにポイントを探ることが出来た。
探っていて一箇所、カワハギの溜り場を発見した。周辺より1mぐらい深くなった場所があり、ここで6匹連続で釣ることが出来た。船釣りは船頭次第だが、陸の釣りは機動力がものを言う。その後も色々と場所を変えて探り続けた。その結果、カワハギを22匹ゲットすることが出来た。
アミエビも一袋買っていたので、帰る間際にアジのサビキ釣りをやってみた。おやじが「北側から流れて来る潮の時に釣れ」と言ってくれたので、14時前に潮がその方向になっているのを確認した上で試してみた。初めはオセンばかり釣れてきたが、暫くするとマアジが食い出し、時間は短かったが入れ食いとな った。20分ほどの間に23匹ゲット出来た。そこそこ型も良く、持って帰って刺身にしたら、小さいがマルアジよりはるかに美味しかった。更に南蛮漬けはたまらない美味しさであった。今度は、小アジ専門でもいいなあと思うほどであった。
実はこの前日(10月1日)、船釣りのウマヅラ用餌となる海エビを買いに明石の魚の棚に行った。丁度真ん中の交差点より少し西の南面にある魚屋「松庄」が一番安くて、新鮮なエビを買うことが出来る。但し、いつ行っても売っていることはないので、買う場合は 、必ず電話で確認してから行くように。(078-912-3872) 今年は獲れる量が少ないのか、例年より高かった。この日は700グラムで1000円だった。3000円分注文すると、1000円分につき50グラムぐらいサービスしてくれた。
タックルのウマヅラページに書いたが、冷凍する時は出来るだけ新鮮な状態で、頭を切り捨てて冷凍することが望ましい。しかし、大量のエビを購入し、頭を切る作業は大変である。ただ、このしんどい作業を真面目にやると、釣行した時に有り難さがわかる。事前に大きさを揃えれるので、均一な大きさの餌が作れるし、頭を落としているので、切る作業が一手軽減出来る。 今年は、11月5,6日に広島遠征を予定している。
中鹿丸のHPを見たら、今週よりカワハギがスタートするようだ。ただ私の考えからすると、2週間は早いのではないかと思う。これだけまだ防波堤で釣れる時は、沖にはまだ居ないと思う。土曜日の結果を見て、良く釣れていたら日曜か月曜に行こうかと思っている。
それより気になるのが、ウマヅラの魚影である。今年はどうだろうか?小型なら今年も広島だ。