2011年7月17日 新松池のヘラブナ②

予約

暑~いが、今月も例会である。今月は釣道会との親睦会を行う。ヘラブナ釣り人口はどんどん減少しており、各会とも歯止めがかからない状態が続いている。今では10人以下の会が多くなった。ヘラブナ釣りは競技的趣向が強く、例会はたくさん参加して開催する方が楽しく過ごせる。今回は、合同となったので27人が集まった。

会員の方の車に同乗させて頂き、6:20頃に池の駐車場に到着した。この日は例会が多く、駐車場はすぐに満車になり、遅く来た車は第二駐車場に止めることになった。

全員揃った7時前、会長から本日のルール等の説明があり、その後、釣り座の抽選が行われた。親睦会なので各会交互になるよう釣り座が設定された。釣好会は奇数、釣道会は偶数の釣り座となり、各会で抽選が行われた。私は「7番」を引いた。

釣り座 は3番桟橋全体を使った。1~13番は右側、14番以降は左側の釣り座が設定されていた。私は、右側桟橋の真ん中辺りであった。実は、先月の例会の釣り座もこの辺りで、優勝することが出来た。しかし、本当に良く釣れるのは右端の釣り座ということは知っていた。

平日だと釣り人が少ないので、何処の釣り座でも良く釣れるらしいが、日曜日など釣り人が多い日は、そのようには行かない。やっぱり魚が居る場所に当ることが一番、そして何か良く釣る「秘策」を持っていないと、他人よりたくさん釣れない。私の秘策は「18尺の浅棚」である。何故かこの池では、この釣法で良く釣れた経験が多いからである。また、会員は年寄りが多いので、長い竿を使う人が少なく、沖の魚を自分の所に寄せることが出来るメリットも大きい。

新松池-1

釣り座は、桟橋の前後どちら向きでも良いルールになっている。とりあえず前(北向き)に構えた。 釣り始めから正面からの風が吹いていた。 天気予報によると、途中から反対の風向きになるということであった。今は夏の宙釣りなので、冬場のような繊細なアタリで釣ることもない。少々風が吹いても、竿を振ることが出来れば問題は無い。準備が出来たので、大き目のバラケを付けて釣り開始した。

10投ほどすると、ウキの周りに泡がポツポツ出だした。ヘラブナが寄ってきたサインである。気合を入れて打ち込みを続けていると、ウキがなじみ切りかけたとこで「スパッ」と消し込まれた。慌てずアワセを入れると、竿をキュ~ンと鳴らして締めこむ。竿を立てるとじわじわと寄ってきて玉網に収まった。これでボーズを脱出しホッとした。その後、3匹目まではコンスタントに釣れたのだが後が続かない。それでも打ち込みを続けた。

先月と同じような状況で、何か群れが回遊しているような感じであった。2,3匹釣れたらある程度間が空くという状況を繰り返した。昼休みの前、一時入れ食いとなり、午前の計量は8kgで暫定3位であった。 昼休み、全体の状況を聞くと、左側の桟橋は散々な状況ということを聞いた。右側の桟橋でも、私より左は3匹以下の方が多かった。但し、K氏は42.5cmを釣り上げ、全員から100円徴収した。(当日のルールで、40cm以上を釣ったら全員から100円もらえる 。これも恒例ではあるが、面白いお遊びルールだ)

新松池-2

先月は、午前が良く午後はイマイチであったが、この日はむしろ午後の方が状況が良かった。これは、 長竿であったためのメリットが出たような気がする。 午後は、回遊が多かったという感じで、コンスタントにアタリが出た。そして終了の15時を迎えた。結果、午後の方が時間が短いのだが8.7kg釣ることが出来、トータルで2位になることが出来た。 優勝者は、やはり右端の釣り座の方であったが、元々この方は上手い人だ。

今は使える釣り池が少ないので、他の会の人とも顔を合わす機会は多いが、隣同士で釣りをしながらの会話は楽しい。 現在は合同会を毎年1回実施しているが、もっと回数を増やしてもいいのではないかと思う。ただ、将来を考えるとヘラブナ釣り人口は減り、何時、会が無くなってしまうか心配である。

来月は、釣好会の例会はお休みである。9月は雨堤池でのウドン餌のオープン釣りだ。今回、全体で2位であったが、釣好会では優勝扱いとなる。朝、庶務から得点の中間発表があり、6月までの成績は1位であった。今月も優勝したので、あと3回のうち2回勝てば、またまた年間優勝である。10月は、情報処理の国家試験を受けるつもりなので、あと2回何とか勝ちたい。