2011年5月7日 中鹿丸の夜メバル④

摩耶山

今日も天気が良かったので、午前10時に家を出て、摩耶山へ登山に行ってきた。 ルートは、家から青谷登山口まで40分、掬星台(摩耶山山頂)まで60分で登れた。30分休憩した後、帰りは長峰堰提まで30分、家まで30分かけての行程であった。結局 このゴールデンウイーク中に4回登山した。気になる減量の成果であるが、体重計で2キロ減であった。

結果的に思うのだが、登山はしんどい割りには減量が出来なかった。運動してお腹が減るので、逆にいつもより夕食の量を多く摂ってしまったことが、減らなかった原因かも知れない。しかし日頃運動していないので、これからも機会があれば、続けようと思っている。

午前は風が強かったので、家を出て摩耶山を見ると、空気が透けて山の木々が非常に綺麗に見えた。山頂からも、大阪湾がかなり遠くまで一望することが出来た。帰宅後、天気もいいし、午前にこれだけ風が吹いていたら、午後からは収まるものと見て中鹿丸に電話した。すると、その時点でお客はゼロ。結果的となるが、皆さん強風になり、雨が降ってくることがわかっていたのか???

14時時点で2人、そして14:30にもう一人予約が入ったので出船が確定した。16時に家を出発し、明石の阪田釣具に立ち寄って、隣の王将で餃子を食べ港に向かうのがいつものパターン。客は4人で、ワンタッチ釣師と常連のO氏、船頭の友達K氏であった。

18時に予定通り出港した。明石海峡を渡る時は、そんなに風は無かったが、松帆を越えた頃から正面からの風(南風)が強くなってきた。ポイントに到着すると、かなりの強風であった。ナギであれば船頭も釣りをするのであるが、さすがに今日は無理ということで、操船に従事するみたいだ。

この日のエサは、活きたイカナゴ。全員に配られた後、準備出来たところを見て「やってみよか」のアナウンス。魚探の映りは?と聞くと、まあまあ映っているという返事。投入して底を取り、暫くするとギュギユギュ…と小刻みな前アタリが出た後、一気にギュインと竿が海中に引き込まれた。イカナゴをだいぶ食べて肥えてきているので、魚の引きは1ヶ月前頃とは全然違い強くなっている。

ひと流し目は4連でスタート。風はかなりきついが、魚の活性は高いようだ。ただこのポイントの釣れる潮は、1時間ぐらいしか無いと前以てわかっていた。数を伸ばすには、その間に釣らなければならない。その後も、入れれば3連以上 (最高6連)が続いた。これだけ連で釣れるのは、7本鉤で上手く追い食いさせているからである。4本鉤だとずっと3連以上というのは難しい。数を稼ぐには 、鉤数が多い方が有利である。ただ7本鉤を、こんな強風の中で扱うのは至難の業である。

これだけ釣れているのに、皆さん何故釣れていないのかとチェックしてみると、「強風」による仕掛けのトラブル発生とエサ付けに苦戦していた。しかしこれも試練である。何回も経験して上手くなって行くことなので、どうしようも無い。

その後も釣れ続いたが、1時間ほどすると予定通り潮が速く流れ出し、魚影も映らなくなったとアナウンスがあった。風も収まる気配が無く、別のポイント にも行くことが出来ないので、船頭の判断により早帰りとなった。釣り開始から1時間程度の釣りであったが、私にとっては「入れ食い」であった。 後の時間、フルに釣りが出来ていれば、再度100匹オーバーの結果が出たかもしれない。非常に悔いの残る一日であった。

釣果

時間は短かったが、数はかなり釣ったような気がしていた。帰港するまでにメバルを数えながらシメると 47匹であったが、相対的に小型が多かった。翌朝、料理してみると、どのメバルも本当に肥えており、はらわたの中に、白い脂が出てきているメバルも居た。食べてみたところ、小型であっても脂が乗って美味しいと思えた。これからが、本当の「旬」である。美味しいメバルが食べたかったら、これから釣りに行くことだ。

帰港すると途端に雨が降り出した。天気予報では「雨」は聞いていなかった。お陰でビショビショにはならずに帰宅出来た。

今後の良い潮の日をカレンダーで見ると、全て平日である。何とか仕事の都合を付けて、平日に釣行しようと計画している。