2011年4月17日 新松池のヘラブナ①

新松池-1

「ホ~ホケキョ…」とウグイスが鳴いている。やっと春という感じがした。1,2月は全く釣れなかった新松池に今月もやってきた。さて、今月は釣れるだろうか?会員の話によると、1,2月とは違い、食いが上向いているということであった。

会員の方の車に同乗させて頂き、6:20頃に池の駐車場に到着した。例会は7時からであるが、釣り池が少なくなり、この池に釣り人が集中して駐車場が一杯になることが多々あるため、少し早めに行くようにしている。

1,2月の状況が悪かったためか、この日、例会をする団体は3つだけであった。我々が予約したのは一番奥の「0番桟橋」で、この桟橋は奥のネット際を狙うと良く釣れるという実績がある。ただ、本当に際を狙うとなると、24尺の竿が必要である。

6:50に釣り座の抽選が行われ、「6番」を引いた。この日は、桟橋の表裏どちらでも釣ることが出来るルールになっている。過去の実績や風向きで好きな方を選べば良い。私は過去の実績から、表側(ネット向き)に21尺の竿で釣ることにした。エサは、段底のバラケを打って魚を寄せ、グルテンで食わせる作戦だ。

釣り始めから正面からの風が吹いていた。何とか竿を振ることは出来たが、今の時期のウキに出るアタリを見るには辛い状況であった。7時の開始直後は、N氏のみ裏側だったが、N氏が早々と釣ったことや、更に風が強くなったので、半数以上が裏側に釣り座を変更された。開始から2時間過ぎた9時、私も耐え切れずに裏側に替わった。

長竿であったため、風に向かって竿を振るより、後ろからの風に乗せての振込みは楽である。表側では1匹しか釣ることができなかったが、裏側を向いてからは、アタリも良く見えるようになり、昼休みまでポロポロと釣ることが出来た。

昼休みにサンドイッチを食べながら、午前の周りの状況を思い出してみると、そんなに長い竿で無くても釣れていた。そこで、後半戦は18尺に替えることにした。21尺から18尺にすると、竿の扱いがすごく楽に感じた。

新松池-2

後半戦、まずはバラケをせっせと打った。するとウキの周りに泡が出だした。 ヘラブナ が寄ってきた証拠である。頃合を見てエサを両グルテンに替え、食いアタリを待ってみた。なじんでだいぶ経ってからではあるが、本当に小さい「ツン」アタリが出て、良い型のヘラブナが上がってきた。 (左の写真の玉の枠は33cmです)

その後は、比較的コンスタントに喰って来たが、何匹か釣れると、バラケを打たなければ食いアタリが出ないという状況が続いた。14時頃から風が強まり、波が出てアタリがわからなくなった。結局最後の1時間は、1匹も釣ることが出来ずに15時の終了を迎えた。

結果、7.4キロで3位 となった。優勝は、始めから裏側で釣ったN氏だ。開始からN氏の選択が正しかったと思った。来月は、先月優勝出来た雨堤池だ。ルールも底釣りなので、抽選で良い場所に当ることを祈っている。