中鹿丸の土曜日は、いつも客が多く釣り辛い。仕事もそんなに忙しくなかったので、有給を取って金曜に行く事にした。水曜にHPを見ると1人しか予約していなかったので、ガラガラと思って行ったところ、何と9人も客が来ていた。今回をアオリの最終回にするので、広々と釣ってみたかった。
16:20頃、乗船場に到着。船頭が「乗ってくれ」とのことで、2人目の乗船者となった。潮と風向きを考慮して、左舷のトモから2人目に座った。
17:00出船。ポイントは、いつもの明石港から一番近い淡路島のポイント。約10分ほどて到着し、潮の加減を確認したのち釣りスタート。この時点では 潮は殆ど流れて いなかった。ひと流し目、すぐに右舷トモの方にヒット。上がってきたのは何と良型のマコガレイ。エギでカレイが釣れるなんて、考えたことも無かった。しかも戻りの付いて居ないフックで外れなかったのも不思議であった。それからは、誰も釣れない状況が1時間近く続いた。 また、流れても思っていた潮と反対の潮で潮後となり、右舷側ではポロポロと釣れているようであったが、左舷は全員丸ボーズであった。
出船から1時間30分ほど過ぎて、やっと思っていた潮が徐々に流れ始めた。左舷が潮上となり、乗りも良くなって来た。 そしてやっと待望の1杯目が釣れた。しかし、何故か型が小さい。それからひと流しに、1,2杯乗るようになってきたが、何故か途中バラシや乗っているのに鉤掛りしないのが4,5回あった。今までこれだけ外れたことは無かったので不思議であった。
その後は、コンスタントに釣れ、何とか10杯ゲットすることが出来た。しかし、何故かこの日は釣れる型が相対的に小さく、4杯は胴長が20cm無かった。普通、時期が遅くなると型も良くなってくるのものだが、何故かこの日は小さかった。
今月の初め頃はよく釣れていたが、このところムラが多くなってきた。潮が良ければ釣れるのだろうが、4時間のうち2時間以上潮が流れてくれる日に当たらない。このポイントの潮は読めないのが辛いところである。
今回釣ったアオリは、長男が関東でお世話になっている方にプレゼントした。すると「凄く美味しかった」とのお礼の電話があった。関東では、アオリイカはそんなに釣れないし、当然、魚屋でアオリを見ることも無かった。その点、明石海峡は、ボーズになることが殆どなく幸せな釣り場だと思う。
アオリイカは、まだまだ時期的に釣れると思うが、今後は広島のウマヅラを集中的に狙って行こうと思っている。