10月1日の金曜日、22時頃に中鹿丸HPを開くと「トップ37杯!」、今年は少ないので、釣果は下降してゆくものと思っていたが、現実にはそうでなかった。一体イカ達は何処に居たのだろうか?すぐに船頭に電話したら、今日はホンマに良く釣れたという返事であった。
実はその頃、土曜か日曜に行こうと思っていた。天気予報によると日曜は絶望的だったので、土曜に行くことにしつつあった。中鹿丸は、土曜日は絶対と言っていいほど混雑するので、どこか他の釣船に行こうかと悩んでいた。そんな時に「37杯」は強力なアピールであった。それだけ釣れたのなら…と、即予約した。
16:20頃、乗船場に行くと予想通りたくさんの人が集まって居た。乗船者は14名と聞いた。ああ…やっぱりなあと思いつつ、オマツリを避けるため、左舷のミヨシから2番目に釣座を構えた。
ふと右舷を見ると、昨年ダイワのカワハギオープンで、関西大会優勝された山崎さんが居られた。そして、山崎さんから話掛けてこられ、今年、関西大会が無くなったことの話題となった。私も今年は気合を入れて出場するつもりだったので、本当に悔しかった。
17:00出船、ポイントは今回も明石港から一番近い淡路島のポイント。約10分ほどて到着し、潮の加減を確認したのち釣りスタート。たが、この時点では 潮は殆ど流れず、釣れてもひと流しで1杯釣れるかどうかという状況が2時間近く続いた。私はその時点で2杯。右舷で一番釣っている人で5,6杯であった。 昨日の37杯は何だったのだろう?このポイントの潮は本当に読めない。
出船から2時間以上過ぎて、やっと思っていた潮が徐々に流れ始めた。左舷が潮上となり、乗りも良くなって来た。ひと流しで3杯ぐらい乗る 流しも出て、数を伸ばして行けた。ただ、左舷で良く釣れているのは私だけであった。私が一番先に流れていた訳でもない。横流しというか、左舷がみんな同じように当たって行くように 流れていた。
エギに関しても、みなさん乗船時に船頭からアドバイスを受けて同じものを使っていた。エギ以外が原因となると棚取りだと思われる。何回も経験を積むと、棚取りの自信が出来るのだか、釣れない時や初心者は、船頭の教えを守らずに間違った棚取りをやってしまい、釣果を落としてしまう。
後半の一時は、入れれば釣れるという状況で(私だけ)、何とか17杯ゲットすることが出来た。それでも昨日の状況からすると半分以下である。釣れ出した潮がもう1時間早く来てくれていたら、20杯以上乗せることが出来たと思われる。右舷は見えないので知らないが、左舷の釣果は本当に良くなかった。HPで後で知ったのだが、ボーズも居たということである。
昨日の好釣果は、異常と見るのが正しいと思う。潮とイカが居る状況、それに船頭が流した場所がピタリと合ったに違いない。こんな日は、前以てわからない。何回も結果を恐れず釣行を繰り返していると巡り合える。私もこんな日に当たってみたい。