今年の連休は、本当に好天に恵まれた。このところ夜釣りばかり行っていたので、一日ぐらいは昼の釣りに出掛けてみよかと、河合釣船のホームページを見た。すると 5月3,4日は「ガラガラ」と書かれていたので、釣れなくてものんびり釣りが出来たらええわ…という気持ちで3日に予約して釣行した。
一番電車に乗り、舞子駅から徒歩7,8分程で港に到着。そこで見た光景とは… 乗船場となる防波堤にずら~りと並んだ荷物と人。これは何かの間違いではないか? ガラガラと書かれた意味は何だったのか???
結局、ほぼ満船状態であった。乗船者を見ると中鹿丸の常連K氏を発見した。「Kさん、私は今日ガラガラということで来たんですが…」と言うと、K氏も ホームページを見て同じ気持ちで予約したとか。「今日はみんな、河合に釣られちゃったね…」とK氏のお言葉。ホンマその通り。
6:30、船が舞子港に接岸し乗船開始。私は最後から2人目で、空いていたのは左舷の船頭の横だった。20分ほど走って花博会場の前あたりまで来ると、 船頭が魚探を見出した。「どないや?」と聞くと、良く映っていると言う。魚探を見ると、底から2m以上上にどっさり映っていた。
「ほんならやりましょか」で釣り開始。一旦底まで落として2m底を切りじっと待つ。するとひと流し目からキュイーン…さらに1mリールを巻いて待つと更に キュイーン…でメバルを連でゲット。しかも良く映っているだけあって、7本鉤で3連以上ばかり続く。ただし、周りを見てもボコボコに釣れているのは私だけ。 しかも船のド真ん中で!!!
結局、朝の時合に5連以上数回、最高7連まで出てイケスはすぐに真っ黒になった。また、この日はメバルの型が良く、25cm以上がかなり混じった。そのため、 マイ玉網が大活躍してくれた。玉網は、船にも常設されているが、軽いマイ玉網を持って行くことをお勧めしたい。大型は船べりで外れたり、糸が切れたりで良く落とす。 折角釣っているのだから、確実にゲットしましょう。
2時間ほど釣れ続いたが、その後、潮が速くなってきたので場所を移動した。今度のポイントは磯が小さいようで、20人ぐらい釣っていて、ひと流しで3人ぐらい釣れたら良い方という状況が続く。 ポロポロと釣れるものの、朝のような勢いは無い。この日は、他に行くポイントも無いのか、後半はずっとこのポイントで釣った。
13:00、船頭の「置きましょか」のアナウンスで釣り終了。風も弱く好天に恵まれ、また、予想以上の釣果となった。 平均で20匹ぐらい、私は47匹釣ることが出来た。
帰り、隣で釣っていて、たいして釣れなかったK氏にひとつアドバイスをした。それはエサの大きさについてだ。普通の考え方だと、元気なエサなら「大きい」方が 良く釣れるのではないかと思う人が多いだろう。しかし、実はそうではないのだ。私は何度も経験でその事実を確認してきた。明石海峡のメバルは、小さいエサの方が良く釣れるのだ。
エサを小さくするということは、鉤もそれなりに小さいものにすることをお忘れなく。。。。。