まあじタイトル

明石海峡で釣れるマアジは「めっくり」と呼ばれ、脂が乗って非常に美味しいです。かつては3,4年に一度の周期で釣れていましたが、ここ4年はずっと釣れています。

■ ロッド

磯竿1.5号〜2号の5m前後か、柔らかめの船竿(例えるならメバル竿、オモリ負荷20〜30号)のちよっと長め(3m以上)が適合しています。長竿は扱い辛いという方は、インターラインを使われるとトラブルが減ります。

■ リール

小型両軸リールが適合しています。一日中手持ちなので、出来るだけ軽いリールが適しています。お薦めは、シマノのステファーノ200で、非常に軽くこの釣りに適しています。一度使うと昔のリールには戻れないほどの使いここちの良さです。

■ ライン

「PEライン(8本撚り)」の0.8〜1.5号を使用します。太い糸を使うとオマツリの原因になるので、2号以上は使わないように。また、このPEラインは細いこともありますが、非常に柔らかいので 穂先に良く絡みます。出来れば先糸(フロロの3〜4号程度)を付けると、カラミがダントツに減るので試してみて下さい。

■ 仕掛け(サビキ)

サビキ

このマアジ釣りの釣果の差は、使っているサビキの差と同じと言っても過言ではない。それだけ釣れるサビキと釣れないサビキに差があります。アミエビを撒き餌とする釣り方に合ったサビキが釣れるサビキです。主に魚皮系とスキン系のサビキが販売されていますが、良いのはスキン系です。今まで使って実績のあったのが写真のサビキです。鈎は8号でハリス1.5〜2号が適合しています。

2017年のカタログを見たところ、この良く釣れるサビキは製造中止になっているようです。その他でお薦め出来る物は、ピンクスキンのサビキです。自作するようになるまでは、ピンクスキンのサビキを使って、良く釣れたという実績があります。但し、ハリスの太さは2号までのものが良かったです。細い物は良く釣れますが、ちょっと型の良いマアジやサバが掛ると良く切れるという難点もあります。

■ 仕掛け(餌釣り)

餌鈎

サビキ以外に餌を付けて専門に狙う方法もあります。特に終盤になって食いが悪くなると効果があります。鈎は「アジ船頭」という型が人気というか実力があり、比較的掛ったアジが鈎外れしにくいです。エサ釣り専用の仕掛け(この鈎を使った)が、須磨のエサ光で販売されていたのを見たことがあります。そんなに上の鈎には食い付かないので、枝数は4〜5本で良いと思います。アミカゴも付けての釣りになるので、エサを付けなくてはならない分、手返しが遅くなってしまいます。そのため、サビキで良く釣れている時はお薦めしません。

■ ドンブリ籠

この釣には、アミエビを撒くためのドンブリ籠が必須アイテムとなります。25号を基本に30号も持っていると、非常に食いの良い時は25号より着底が早いので、手返しが早くなり釣果を伸ばすことが出来ます。籠の上部にリング状の溶接がある物より、全て網状の物の方が、変形させて撒く量をコントロール出来るので使い勝手が良いです。

■ 餌

撒き餌はアミエビですが、刺し餌は、オキアミ、大粒アミエビ、川津エビのむき身などあります。どの餌も釣れますが、経験上、川津エビのむき身が取れにくく、良く釣れたという実績があります。サビキだけでは食いの悪い日は、一番下から3番目ぐらいまでの鈎に餌を刺すと、経験上良く釣れたという実績があります。

■ 干し物

脂の乗ったマアジはどんな料理にしても美味しいですが、たくさん釣れた時は干し物にすると、長い間楽しむことが出来ます。齋藤流の作り方を紹介したい。

干し物

@マアジを腹開きにする。内臓とエラ、そして腹の内側の黒い皮状の物をハブラシかササラで取り除く。また、頭が不要なら除去する。

A塩水に漬け込む。塩水は、水1リットルに対して塩80グラム、日本酒50ccの割合で、漬け込む魚の量により必要な分を作り漬け込む。漬け込んだら冷蔵庫で約1時間置く。(魚の大きさや脂の乗り具合で時間はコントロールすること)

B乾燥させる。暑い季節以外は、干し網にて野外干しにする。乾きが悪い場合は扇風機を使って風を当てる。暑い時期は、気温により魚が悪くなるので、冷蔵庫で干すことをお薦めする。「脱水シート」という商品があり、冷蔵庫で簡単に干し物が作れる。一日脱水シートに挟んで干した後、魚が直接重ならないように、間にペーパータオルを挟んで更に一日干す。

C真空パックにする。長期間保存する場合は、真空パックにして冷凍庫で保存する。長期保存は効くが、なるべく早く食べるように。また、パックに何時作った物か、日付を入れておくと鮮度がわかる。(私は長期間保存を可能にするため、−60度の冷凍庫を購入して保存しているが、通常の冷蔵庫の冷凍室では、そこまで長く良い状態で保存は出来ないので注意)