仙人の釣日誌

 2019年8月10日 晴光丸の夜メバル

晴光丸

今年初の広島遠征である。私にとっての広島遠征は、ウマヅラしか考えられなかった。しかし、去年の忘年会で晴光丸の船頭さんに、夏は夜メバルと、メタボウマヅラを釣りに来ては…と誘いがあった。この時期、明石海峡周辺の釣り物は、特に釣りたいという魚種が居ない。そこで一年前からの企画として、今年は一度行ってみようとメンバーに声を掛けて予定を立てた。そして夜メバル釣りの日を迎えた。

←手前が晴光丸の一号艇、奥が二号艇。二号艇の速さは半端でない。遠いポイントに行く際は、時間が短縮出来て、本当に頼もしい船である。

今回は、広島での初の夜釣りである、そのため現地に行く時刻が、今までと全然違い昼間に走る。また、今はお盆であり、日時により交通渋滞が予想される場所がある。18時出船ということで、17時には現地到着を目指すように、余裕を持ったスケジュールを組んだ。その結果、神戸を12:30に出発した。

出発する前に、既に山陽道の赤穂辺りで事故が発生していた。お盆は帰省のため、日頃車の運転をしない方が運転するので、事故が多発するらしい。また、山陽道は、道幅が広くそんなにカーブも無いため、返って油断して追突事故が多いと聞いた。事故を回避するため中国道を走って、岡山で山陽道に迂回することにした。

今の時代、スマホがあれば道路状況を瞬時に把握出来、前以て対策が打てる。今回、当然迂回した分、時間が掛ったが、岡山から山陽道に入ることが出来た。しかし、その直後、この日参加する珍テスターから電話があり、我々が目指している高屋IC手前の本郷辺りで事故が発生したとのことで、当初は小谷SAで待ち合わせを予定していたが、更に手前の八幡SAで落ち合って、どのように進むか決めることにした。

八幡SAに入って珍テスターを探したところ、すぐに見つかり行程を話し合った。情報によると、事故の処置は終わったのに、停滞が時間と共に更に長くなっていた。当初5キロであったのに、10分ぐらいすると16キロに伸びた。そのため、三原で高速を降りて一般道で安芸湊を目指した。余裕を持って出発していたので、時間に余裕があった。

途中、竹原で釣具店とコンビニに立ち寄り、17時ぐらいに乗船場に到着した。既に常連の方が一人だけ来ておられた。時間もあったので、皆で桟橋の船を見に行った。二号艇を一度見て見たかった。恐ろしいスピードが出る船は、どんな船か興味があった。全くの新造船と思っていたが、良く見て見ると新造船では無かった。キャビンには、船頭の椅子の後ろに、一人一人座る椅子が設置されていた。

17:30頃に船頭が到着、しかし、この日の夜釣りの船頭は、弟さんということであった。その頃からお客さんが続々と到着して全員揃った。結局船頭さんが一番最後に来た。釣り座の準備が出来た後、釣り座を決めた。我々は、右舷トモから5人並んだ。我々の中でも抽選して釣り座を決めた。私は一番クジであったので、トモに座った。

豊島大橋

皆さん揃って荷物を積み込んだ18:10頃に出船した。この日は非常に穏やかで、船は滑るようにポイントを目指した。仲間で「今日はどこまで行くのかな?」と、船の進路が気になっていた。途中、豊島大橋を潜り、中島方面に進んだ。そして中島を超えて更に南に進んだが、何故か途中でUターンして中島近くの島の側でエンジンがスローになった。皆さんキャビンから出て、準備を開始した。

←瀬戸は日暮れて、夕波小波…地図で調べたのであるが、航路から豊島大橋だと思う。

この日のタックルは、竿:磯竿1.5号4.8mにリールはバルゲッタ200HG、道糸:PE0.6号、穂先の先と仕掛けの上にケミホタルミニを装着した。穂先に着けると、アタリが目視し易い。また仕掛けの上に着けると、巻き込み防止に役立つ。地元の方は、付けていなかったが、私が20年程前に千葉のメバルの夜釣りで勉強して来た知識である。オモリは、25号ということであったが、道糸が細いので20号を使った。仕掛けは、明石海峡で使っていた夜メバル仕掛けを使った。(ハリス1.5号、幹糸2号、鈎9号の4本鈎仕掛け)エサは、船で用意してくれる青イソメを使った。(細いアオイソメばかり厳選されているような感じであった)

一流し目、合図が出て仕掛けを投入、流し初めは30mぐらいで、段々と浅くなる駆け上がりのポイントであった。目の前にある島から30m程しか離れていないので、船がどちらに流れているか良く分かった。初めはミヨシが有利に流れていた。私は一番潮後となったが、底で一旦オモリを止めたあと、ゆっくりと持ち上げると、クックックックッ…とアタリが出て一匹目が釣れた。但し小さい、20cm弱の小型であった。

次の流しは、駆け上がりのテッペン辺りで、先程より力強いアタリが出た。ゆっくりと巻き上げたところ、25cmと20cm程のダブルであった。せめて夜釣りなのだから、これぐらいのが釣れることを前提にしていた。しかし、その後も毎流しアタリが出るのであるが、相対的に小型が多かった。

隣の珍テスターは、釣り方を掴んだのかハイピッチで釣っているものの、やはり小型が多い。しかし、時々力強いアタリが出ると25cm以上の良型が上がるのであった。私も、駆け上がりに合わせて棚を取っていると、ゴンゴンゴ…という感じの強いアタリが出て、この日初めて玉網を使う大きさのメバルが釣れた。30cmぐらいの型であった。

3時間ぐらい同じポイントを攻めたが、型が小さいので大型を狙いに行くとポイント移動した。夜なのではっきりとは分からないが、広島側に戻る方向に走っていると思った。次のポイントも小さい島の側であった。投入してすぐに反対側のお客さんが良型を上げた。しかし、私に釣れるのは、相変わらず小型が多かった。同じポイントでも、船の場所が少し変わると、別のポイントに入るのか、バタバタと釣れて良型も交じった。

今回、瀬戸内の夜釣りで島の近くを釣るため、蚊や蛾が光に集まってくることを予想し、最新の防虫機材(野外用蚊よけ:住友化学のKA・KO・I ⇒ 効果は実証済)を用意して行ったのであるが、虫は全く居なかった。1:20に「あと10分程で終わりにします」とのアナウンスがあり、1:30に沖上がりとなった。

釣果

皆さん道具が片付いたところで、船の照明を落として帰路に着いた。そして、約1時間程で安芸湊に戻って来た。帰港後、釣果の写真を撮るため、船頭は各自のクーラーの魚を綺麗に並べて写真を撮った後、沢山釣った方の記念撮影を実施された。トップは珍テスターで60匹ほど、私は47匹、そして地元の方が3番目であった。

この釣は、明石海峡と同じ釣り方・エサなので、問題なく釣果を出すことが出来た。感想として、もっと型の良いメバルを数釣りたかった。それは、当日参加したメンバの共通した思いであった。日によって、色んな状況があるので、良くない日に当たってしまったという感じである。これは、どこの釣り場でもあることなので、仕方が無いと思う。

3:30に安芸湊を出て帰路についた。帰りは予定通り高屋ICから山陽道に乗った。行きに買えなかった「ユさんのキムチ」を買いに小谷SAに立ち寄ったが、やはりキムチは下り側の店にしか置いて無かった。(帰ってネットで調べたら、やはり下りのSAしか置いて居ない)そのため、帰ってから通販で取り寄せることにした。ここのキムチは本当に美味しい。毎年2回、ウマヅラ釣りに広島に行った際のお土産にしている。

神戸メンバ

←高槻、西宮、神戸、加古川から参加した釣友である。このメンバは、明石海峡周辺に止まらず、釣れる所には容赦なく釣行する。時代も変わり、どの魚種も減って行く中、釣りたかったら釣れる所に行くしかない。同じ意識を持っている同志である。

次回は、13日に再度広島遠征を予定している。今度は、イサギとメタボウマヅラである。イサギの撒き餌にメタボウマヅラが浮いて来て、エサで釣れるらしい。また、撒き餌を大量に食べているため、今の時期としては考えられないが、キモパンになっているという。しかし、最悪の台風10号が北上中である。さてどうなることやら。天気を変えることは、今のところ誰にも出来ない。

後日、ユさんのキムチをネットで購入したのであるが、その際に色々と確認したところ、昇りのSAから徒歩で下りのSAに行けるとのことであった。販売は、やはり下り側だけ(上り側の業者と、契約出来なかったと言っておられた)であることも確認出来た。次回は、帰りに歩いて下り側に行って購入しよう。(往時に下りのSAで、上り側から歩いて来れるルートを聞いておくことにする)