仙人の釣日誌

 2019年7月13日 小浜・佐藤丸のアコウ

佐藤丸

昨年、初釣行予定であった小浜のアコウ釣り。悪天候により中止になってしまったが、今回は、前日の昼に出船との連絡が来た。当日参加メンバにも、帰宅してすぐに伝えた。この船は、朝7時出船と、ちょっと遅めのため、神戸から遠い釣り場であるが、無茶苦茶早く出発しなくても良いのが楽である。ただ、道中何が起こるかわからないので、余裕を見て3:30に神戸を出発することになった。

当日、予定通り3:30に毛糸先生が迎えに来て下さり出発。次に近くに住んでおられるMK氏を迎えに行って神戸を後にした。六甲トンネルを通って、北六甲−山陽道−中国道−舞鶴自動車道と高速を使い小浜ICまで走った。早朝なのでかなり空いていて、小浜まで1:40ぐらいで到着した。

高速を出て、食糧調達のため途中にあったコンビニに立ち寄った。食糧を買った後、最終目的地の港まで走り、5時頃に到着した。駐車場には、既に珍テスターと青物男が到着していた。まず、船を見に行ったのであるが、堤防から海を覗き込むと、瀬戸内では想像も出来ないぐらいの透明度であった。しかも海藻が沢山生えており、アオリイカが産卵する場所が沢山あることが分かった。

とりあえず、珍テスターが釣り座について船頭と交渉して、5人分押さえてくれていた。右舷ミヨシから5席であった。乗船前に釣り座を決める抽選を実施した。その結果、今回も私は5番で、船の真ん中の釣り座となった。6時にバリバリとエンジンの音が聞こえ、珍テスターが「船頭が来た」と教えてくれた。軽ヨンで何故あんなエンジン音をさせているのか理由はわからなかった。

他のお客さんも揃い、6:40頃に出船となった。まずは、餌の小アジ釣りである。アミエビを使わないので、小アジが良く釣れる仕様のサビキを使う必要がある。サビキにより、釣れる釣れないがはっきりしており、釣れるサビキでなければ、十分にエサとなる小アジを確保出来ない。そのことを注意事項として聞いていたので、釣れるサビキを分けてもらった。(商品名:マルフジの豆アジトリックの鈎5号)

小アジ

20分ほど走って、ある島の側で釣り開始となった。ここの船の流し方は、ポイントに着いたら船を完全に停止させて、エンジンを停止させてしまうのであった。サビキを下ろすとすぐに小アジが掛って来た。しかし、予定と違い小アジが大きい…、15cmはあった。豆アジを餌にすると聞いていたので、続けていると途中から豆アジが釣れ出した。30分ぐらい釣っただろうか、餌には十分となる100匹以上の豆アジを釣った。

餌が準備出来たので、船は、アコウのポイントに移動となった。ポイントは結構沢山あるようで、まずは、浅いポイントから攻めることになった。ポイントに到着して、先程と同じく船を停止させたのち、エンジンも停止させた。そしてアコウ釣り開始となった。

この日のタックルは、竿:メタルイカ用に購入したEmeraldas MX 610LB-METAL、リール:ステファーノ200、道糸:PE1号、仕掛けは、鈎:改良チヌ4号、ハリス3号25cm捨て糸50cmオモリ15号を使った。船をイカリで固定しないので、オモリは軽い物でも問題にはならなかった。

最初の投入、ミヨシの青物男が本日の第1匹目をゲットするも後が続かない。暫くして、私に最初のアタリが来た。押さえ込むまで待って大きく合わせた。魚は掛ったが、重量感がそんなに伝わって来ない。上がって来たのは中型カサゴであった。その後は何も釣れなくなり、船頭は別のポイントに移動した。

次の場所も先程のポイントと同じような場所で、カサゴに混じってアコウが釣れるというような状況が続いた。このポイントもイマイチであったので、次は結構西のポイントに走った。このポイントに到着する前、海面にナブラが現れた。ハマチかヒラマサかはわからなかった。

そして釣り開始。ポロポロとアコウが釣れているという状況であった。皆さんアコウを釣っており、私だけが釣っていなかった。すると遂に私にアタリが来た。ガツガツと前アタリの後、グッと穂先を押さえたので大合わせしたら鈎に乗った。いきなりグッグッグッと力強く押さえ込まれたが、ひるまずに竿を立てて強引に巻き上げた。結構、斜めに走ったがどう考えてもアコウだと確信していた。上がって来たのは、40cm近い中型のアコウであった。

これでアコウボーズを免れることが出来た。そして同じポイントで釣っていると、今度は私に小型のヒラマサ(コマサ)がヒット。鈎に掛ったコマサは、一直線で前の方に走った。周りの釣り人は同じメンバなので、仕掛けを上げてくれた。そのため、ちょっとやり取りがしやすくなった。但しハリス3号なので無理は出来ないが、みんなに迷惑がかかるため結構強引に巻き上げた。意外と暴れられることなく珍テスターの差し出す玉網にコマサが入った。50cmほどの大きさであった。

その後は、またまた何も釣れない時間が過ぎていった。時計を見ると既に10:30、納竿が13:00なので残り時間は少ない。次に移動したポイントは、結構沖合のポイントであった。結果的にこのポイントが一番良く釣れた。ポイントに到着後、すぐに投入すると、オモリが着底した直後にアタリが出た。合わせると鈎に乗った。かなりの重量感はあるが、巻き上げ途中で暴れない。上がって来たのは30cm近いカサゴであった。周りのメンバにもアタリがあり、皆さんにはアコウが掛っていた。その後、数投目に、この日2匹目となるアコウを釣り上げることが出来た。

釣果

このポイントでは、珍テスターが絶好調。柔らかい竿でアコウを食わせて釣っていた。その釣り方は、結構前に仕掛けを投げて引きずって来るように釣っていた。私も同じように釣ってみたところ、この釣り方で2連続アコウを釣ることが出来た。また、隣の毛糸先生も同じ釣り方に変えたところ、それから連続でアコウをゲットしていた。

このポイントは、潮が流れているようで、釣れなくなると仕掛けを上げさせて、ホイントを船が流れるように移動してくれた。しかし、何回か潮の読みと流れが合わず、やり直しても全くアタリの無い流しもあった。そして時刻も13:00となり、沖上がりとなった。アコウは右舷では最低の4匹とコマサ1匹、カサゴを7匹に終わった。他のメンバは、良い方で2桁ぐらい釣っていた。今日の竿頭は、左舷トモで20匹ぐらい釣っていたようだ。

11:00ぐらいから降り出した雨は、やむことなく降り続いた。帰る前に地元の釣具店に行き、来週の白イカのスッテと、小あじ用のサビキを探しに行った。すると、サビキはたまたま入荷したとこで、欲しい方は買っていた。私は、白イカ釣りのスッテを買った。今度は、大きい白イカを釣りたい。

アコウのアクアパッツァ

14:30に小浜の釣具店を出発し、帰路についた。流石に昼間は、車もそこそこ走っていて、朝のようには早く帰れなかったが、停滞がなかったので、そんなに遅くなることなく家に帰れた。お腹も減っていたので、コマサを刺身にして食べてみた。以外にもツバスと違って脂がのっていて、そこそこ美味しかった。

←アクアパッツァには、ムール貝が良く合う。

夕食は、贅沢であるがアコウをアクアパッツァにして食べた。フライパンに入るように頭は捨てて作った。身に厚みがあるので、食べ応えもあり、本当に美味しかった。釣り人の特権のような料理である。晩酌のアテには、アコウを刺身にして食べた。一回近くのスーパーで、活け物の宮津産と書かれたアコウを買って食べた際、本当に身に味の無いアコウだったので、日本海のアコウはマズイと思っていた。しかし、今回食べてそうではないことがわかった。これでまた釣行する気になった。

この小浜のアコウ釣りは、水深も浅くそんなに根に潜られることも無いので釣り易いと思った。タックルもライトタックルで釣ることが出来る。仕掛けもシンプルなので、ご自分で作れるレベルである。時間も短いので船代は7,000円で氷着きであった。ただ、先にも書いたが、エサの良く釣れるサビキを必ず用意することである。船でも購入可能と聞いているので、持っていないなら予約される際に販売してもらえるか確認して下さい。

実は明日、須磨・仙正丸の「キスマッチ」に参加する。3年前は、暇潰しに行って予選を通過したが、おととし、去年と敗退している。一年で一回しかしない釣りであるが、競技としての釣りなので熱くさせてもらえる。たかがキス、されどキス、どうすれば沢山釣れるのか考えるのが面白い。ただ、余り考え過ぎると「迷い」が出てきて失敗する。自分の釣れるという信念の仕掛け、釣り方を通すと失敗が少ない。