仙人の釣日誌

 2018年5月4日 仲政丸のマアジとイサギ

仲政丸

ゴールデンウイーク8日目は、和歌山県美浜の仲政丸に、マアジとイサギを狙っての釣行となった。初めて行く船なので確認したところ、釣り方は、船をアンカで固定して、アミエビを鉄仮面で撒いての吹き流し釣りであった。使う鉄仮面は120号なので、どんな竿が良いのかわからなかった。そんな時、録画した釣り番組を見ると、「おとな釣り倶楽部」で和歌山のイサギ釣りの番組があった。その中のタックル紹介では、ライトゲームの一番強いタイプの竿が使われていた。連休中、釣行の予定は2回しかなく暇なので、釣具店を回って竿を見に行くことにした。

連休前に、会員になっている各釣具店から、セールのダイレクトメールが来ていた。内容を確認したところ、安くなっている商品は、改版された旧版で半額ぐらいの値段になっていた。フイッシングマックス三宮店に行ったら、広告に書かれていた「ダイワのライトゲームシリーズ」が半額で売られていた。鉄仮面が120号なので、箱に書かれている錘負荷を見ると、一番硬い「82H−190」が130号までと書かれていた。箱から出して竿を曲げたのであるが、昔の竿と違い細身の割に腰があった。このような調子の竿を持っていなかったし、半額なので購入した。

釣行前日までのMK氏の事前確認で、大体のイメージは掴めていたが、良く釣れる仕掛けについてが分からなかった。このところ数回この船に釣行された、釣友の珍テスターにもいろいろと教えて頂き、時間があったので釣れそうな疑似餌をイメージして、2種類作って持参した。

出船が4:30ということで、行ったことの無い初めての和歌山の釣船のため、余裕を持って1時に迎えに来て頂き出発した。事前の確認で「刺し得は使わない」ということであったが、MK氏が刺し餌にするオキアミを購入したいということで、芦屋のフイッシングマックスで、刺し餌用のオキアミを購入した。このことが、この日の釣果を大きく左右することになるとは、夢にも思わななった。

10連休の途中で、高速が混雑していないか心配であったが、殆どガラガラの状態で、御坊まですんなり行くことが出来た。カーナビもあるし、釣船のHPに書かれた地図の通りに進んで、乗船場には3:30に到着した。何処に車を駐車してわからなかったので、他の車が到着するのを待った。

4時ぐらいに他の車が来て近くに止まったので、仲政丸のお客さんか聞いて、何処に駐車したら良いのか教えてもらい駐車した。暫くすると軽トラに乗って船頭が来た。挨拶した後、皆さん船頭が用意して来た氷を、クーラーに詰めていたので我々も氷を詰めた。その後、乗船が始まった。この船のルールは、予約順であった。MK氏が最初の予約であったため、一番先の乗船となった。アンカを打つということなので、単純にトモに撒き餌が効くと考えて、トモから2番目(大トモはスパンカが邪魔になると思い敬遠)に座ることにした。

朝日

この日のお客は、何と13人…。釣果を見ていると、普段は3〜5人と思っていたのでビックリであった。皆さん乗船した4:20に港を後にした。途中、日の岬近くを通って更に沖の方に向かった。40分ぐらい走った頃にエンジンがスローになった。皆さん仕掛けを付けて、鉄仮面にアミエビを詰めて船頭の合図を待った。

この日のタックルは、竿:ダイワのライトゲーム82H−190、リール:タナコム300W、道糸:PE3号、120号の鉄仮面を買って行ったが、同じ鉄仮面でも容量の大きい物と小さい物があり、この船では大きい物を使っていたので、船頭に借りた。クッションゴムは、1.5号ぐらいを使った。仕掛けは、1セット船頭が配ってくれた「ハヤブサのイサギ仕掛け」を使った。

この船は、探検丸が使えるので船べりにセッティングして見ていた。暫くスローで走りイカリを打つ場所を確認しているようであった。そしてイカリを打ち、魚探を確認出来たところで、投入のアナウンスが流れた。探検丸を見ていると、これは絶対に釣れるという映りが出ていたが、一投目に釣れたのは、大トモの2人にアジとイサギが釣れただけで、その後は沈黙の時間が過ぎて行くだけであった。

これだけ魚探に映りが出ているのに、何故釣れないのか本当に不思議であった。昨日は、イサギが40匹以上釣れていたので、すんなり釣れると思っていただけに、ちょっとショックであった。船頭は、時々船の場所を動かせるために、イカリを打ったロープを巻いて、船の場所を変えていた。微妙に変えるとバタバタとミヨシを中心に、イサギやアジが釣れた。そしてやっとのことで、私にもイサギが釣れた。令和初の1匹であった。

その後、何回か皆さんの仕掛けを上げさせて、イカリの打ち直しを繰り返すが、本当に何故か殆ど釣れている所を見ることは無かった。私は右舷であるが、MK氏に聞くと左舷も殆ど釣っていないということであった。そして10:30頃に潮が変わってトモの方向に流れ出した。すると同じ場所なのに、不思議とトモの方のお客に釣れ出した。

探検丸に出ている魚影は、釣れなかった時と変化があるようには思えなかったが、イサギもアジも食ってくるようになった。但し、アジが掛ったら、高速巻き上げしなければ、メジロやブリが居るため(釣友から聞いていたが)、巻き上げ途中で食らいついて、リールの巻き上げが止まってしまったと思ったら、強引に走られて仕掛けが切られるということが、多々発生した。

ブリ狙いの仕掛けを用意していたが、13人も乗船されるとは思っていなかったので、迷惑を掛けると思いブリ狙いはやらなかった。潮が変わってからは、私が入れ食いになった。その要因が、冒頭に書いた「オキアミを刺した」ことであった。周りの方には釣れないのであるが、私だけ釣れ続いた。後でわかったのであるが、オキアミでも、ボイルした物より、生の刺し餌用に販売されている物が、食いが良いと思えた。

釣果

鉄仮面が底に着いたら3〜4m巻き上げて、仕掛けが安定した頃に、鉄仮面を振って2mほど巻き上げると、クックックッとアタリが出て、イサギを中心にアジも食って来た。良く釣れるようになったのは嬉しいことであったが、巻き上げ途中でブリに切られることも続出して、5本以上仕掛けをロスした。

←イサギ20匹であったが、ミニは居らず肥えて脂が乗っており、真子か白子が入っていた。白子を湯引きして食べたら、非常に美味しかった。

食いは続いたが、時刻は12:00を回っていた。12:20頃に船頭が「もう一回降ろして最後にして下さい」とのアナウンスがあり、その投入が終わったところで沖上がりとなった。前半、1匹しか釣れていなかった時は、今日の晩御飯のおかず、どうしよう…と本当に思ったぐらい低調であった。後半は、逆に好調となり、結果、イサギを20匹とマアジを2匹という結果に終わった。反対側のMK氏は、イサギを4匹しか釣っていないということであった。

今回は、折角はるばる遠くから来たのに、何となく不完全燃焼という感じであった。後半のような状況が、もっと早くから続いていたらなあ…と思った。何処に行っても、自分の相手は「自然」である。自分の力ではどうしようも無い。良く釣れる日に当たるのは、運が良いことも大きな要因である。出来ることなら良い日に当たりたいと、いつも思っているのだが…。