仙人の釣日誌

 2018年11月16日 仙正丸のタチウオ

朝日

今回のタチウオ釣行は、2年振りである。昨年、12月に一回タチウオ釣りに行くつもりであったが、結局行くことは出来なかった。そのため、今年は行ける機会があれば、必ず一度行こうと思っていた。但し、今年はちょっと釣れているタチウオのサイズが小さい物が多いようである。先月、釣友の青物男が釣行した際には、結構釣れたが、持ち帰ったのは数匹だったと言っていた。丁度、有給が取れたので、結果はどうであれ11月16日に仙正丸のタチウオ釣りに行くことにした。

←この日の日の出は6:33。出船して暫くすると丁度朝日が出た。

仙正丸は凄く人気のある釣船である。土日の予約を取るためには、かなり前から予約しなければならない。この日は平日であるが、平日も満船になることが多いので、2週間前に予約を入れた。前日まで釣果をチェックしていると、匹数にして全体の1〜2割ぐらい良型が混じるようになってきていた。

前日の釣果も、一日ずっとアタリがあったと羨ましい情報であった。この日も、そのような良い状況になって欲しいと祈るだけであった。当日の朝、JRの一番電車で六甲道から須磨まで乗車、駅から歩いて乗船場に向かった。乗船場に到着すると、車で来られた方が既に集合しており受付中であった。

受付の列に並んで受付を済ませて、釣り座の抽選を待った。全員受付が終わった後、抽選開始。何故か私は、この船の抽選で良い番号を引くことが少ない。16番…グループも居たので、殆ど最後の乗船となった。若い番号の方から乗船され、私が乗る頃には、どこが空いて居るの?という状態であった。すると、ソーハチ君が右舷の前から2番目が空いて居るということでそこに座った。

私が釣り座に着くと、隣の方から「いつもブログを見させてもらっています…」とお声を掛けて頂いた。私は何回も書いたが、誰が見て下さっているかわからないので、「ありがとうございます」としか返事出来ない。このホームページで、何か役に立つことを見つけて頂ければ幸いと思っている。

ニュータックル

着席してすぐに準備を開始。この日のタックルは、竿:12月に予定しているショウサイフグ釣りにも使うため、ダイワのメタリア・タチウオテンヤSP 215を新調してこの日使った。リール:SEABORG 200J、道糸:ソルティガセンサー2号、市販のタチウオテンヤ40号、リーダはフロロの10号を1ヒロ、餌は船で配られるイワシを使った。

←新調したタチウオ竿、どんなアタリの出方になるのか楽しみであった。

釣り座には、イワシが入ったバケツが用意されていた。タックルの準備が出来たところで、イワシをテンヤに装着した。この釣りにおいて、エサのイワシの取り換えには結構時間が掛る。また、タチウオも群れで居るため、長時間同じ流しで釣れ続くことも少ない。そのため、私はテンヤをすぐに交換出来るようにリーダーの先にスナップを付けており、エサがボロボロになっていたらすぐに交換できるようにしている。このことは、手返しの速さに繋がり、結果的に釣果に現れる。

タチウオ釣りのポイントは、大きく分けて神戸沖と洲本沖である。季節の前半は神戸沖、後半は洲本沖を狙うことが多くなる。神戸沖のポイントへは、須磨の釣船がポイントまで一番近い。スピードの出る船であれば、20分程でポイントに到着する。同じ時刻に出船して帰港するのであれば、須磨周辺の釣船が釣る時間が長く有利となる。(時間が長ければ釣れる訳でも無いが、同じ条件なら有利)

テンヤの準備

皆さん準備も整い6:20出船、船はポイントを目指して走る。この日は、陸上では風を感じなかったが、沖合では北東の風があり、少し波もあった。20分程でポイントに到着し、タチウオ釣りがスタートした。スタート直後はアタリが無かったが、暫くするとあちこちから電動リールの巻き上げ音が聞こえるようになってきた。

←最低2個は準備しておくと、手返しが速くなり釣果に結びつく。

そして私にもアタリが来た。新調の竿は、テンヤ専用に出来ていて、穂先の先端近くは非常に感度が良く出来ている。ウマヅラ釣りでも無いのに、こんな感度は不要ではないかと思えるぐらい、タチウオのアタリが良く分かった。但し、テレビの録画で何回も事前にこの調子の竿で、掛け合わせのタイミングを見ていたのであるが、アタリ直後に掛け合わせても掛らなかった。

2,3回チャレンジしたが、やはり掛らなかったので、釣り方を昔風に変更した。アタリが出てもすぐには合わさず、そのままはっきりとした大きなアタリが来るまで巻き上げ、明確なアタリで掛け合わせるとタチウオが掛るようになった。パターンがわかると量産体制に入った。食いが良くなってきて、アタリが来たら掛るようになったのであるが、予想していた通り上がってくるのは小型ばかりであった。

釣り人側から魚を選択出来ないので、そのうちに大型も釣れるだろうと続けていると、やっと大型が来た。掛け合わせると、それまでの小型とは全く違う強い引きが伝わって来た。今回の竿は、2.15mしかないため、掛け合わせた後の魚の引きが余りにもダイレクトで、電動の巻き上げ開始時の衝撃は、船の外側に身を乗り出さなくては耐えれない程であった。

今までの私のタチウオ釣りは、7:3調子の3mぐらいの竿を使っていたので、魚を掛けても竿が衝撃を吸収してくれていた。この度の釣りで、短竿はモロに衝撃が伝わることを初めて体感した。竿が短いと、巻き上げ途中も竿だけでは魚の強い引きに耐えることが出来ず、何回か口切れでバレてしまうことが発生した。

テンヤの準備

確かに短い竿の方が、軽いし操作性にも優れている。テレビで見たアタリが出たら掛け合わせでは、そのような竿が良いのだろうが、私の釣り方には合ってないことが良く分かった。一つ目のポイントは、2時間ぐらい釣れ続いたが、次第にアタリが無くなった。この時点で良型2匹と小型13匹であった。

←平日にも関わらず、神戸沖は釣船が沢山出ていた。タチウオ釣りは、誰でもそこそこ釣れるので人気が高い。

その後は、ポイントを移動しても、殆ど釣れない状況に陥った。2回目の時合いは1時間ぐらい経ってからであった。そのポイントでは、小型は釣れず釣れたら大型であった。反対側の左舷の方が好調に釣り上げており、見ているとエサにサンマの切り身を巻き付けたような餌を使っておられた。

普通の巻き上げでアタリが出ないので、私は、2,3m高速に巻き上げては止める釣法を試してみた。するとこれが良かったのか、すぐにアタリが出て大型ばかり釣れた。連続で3匹釣れたので、腕がだるくなった。そのポイントも釣れたのは短時間で、またまた何もない暇な時間となった。

時計を見ると12時…あと少ししか時間は残っていない。この時点で24匹であった。その後、最後に移動したポイントで入れ食いとなった。しかし、時は既に12:30…であった。水深が結構深いポイントであったが、スタート直後から入れ食いになった。もっと早くからこちらに来ていたら…と思えるほど良く釣れた。

仙正丸

こんな入れ食いになると、テンヤを3個スタンバイしている効果は、抜群の威力を発揮した。釣れたらスナップを開いてテンヤをチェンジして投入を繰り返すだけ。エサが取られていたら、落下途中にエサを付け替えるを繰り返した。皆さん良く釣れていたので、最後は少し時間を延長してくれた。

「あと10分ほどで終わりにします」ということで、暫くして沖上がりとなった。30匹は釣れたと思っていたが、結果36匹釣ることが出来た。その内、大型は6匹居た。終了後に船の釣果写真を写したのであるが、自分のカメラで釣果の写真を写すのを忘れていた。(ということで、釣果写真は仙正丸さんの釣果をみ見て下さい)

今回使った短竿、掛けてから水面に上げるまでに魚が強く暴れた際、巻き上げのスピードコントロールと、体で衝撃を吸収しなければならなかったことにとても疲れた。ドラグを緩くしていると、初めの掛け合わせで鈎掛りが悪くなるし、難しいところである。

小型のタチウオは、持って帰っても誰も食べてくれないし量も沢山あったので、写真を撮った後、誰かにプレゼントしてとソーハチ君にお願いした。仙正丸のホームページを見ていると、上手い方が頻繁に乗船されて沢山釣られているが、あのタチウオをどのように処置されているのか聞いてみたい気がする。

帰宅して、大型の1/4ほど刺身にして食べた。釣り上げてからそんなに時間も経っていなかったので、身がコリコリとしていて非常に美味しかった。夜も塩焼きにして食べたのであるが、2年振りということもあり美味しかった。ただ、この魚は癖があるというか、連続して食べる気にはならない。そのことを釣友に聞いたら、その方の家でも同じとのことであった。但し、魚屋の価格は高い。大型だと1匹2,000円程で販売されていた。

さて来週は、待ちに待った広島のウマヅラ釣りに行く。先日のカワハギは1匹しか釣ることが出来なかったが、私にとっては、ウマヅラが本命の釣りである。いつも目標は2日間で100匹であるが、このところは達成出来ていない。晴光丸の船頭さんは情熱的なので、達成させてくれる可能性が高いと思っている。