仙人の釣日誌

 2018年7月27日 近藤丸のタコ釣り

昨年、初めて東二見の釣船に乗った。不思議と東二見周辺には、昔から乗合船が沢山あったが、電車釣行が出来なかったためか、乗船したことが無かった。私の頭の中にある「東二見」と言えば、マダコとイイダコ釣りである。マダコ釣りは、テンヤで釣る…という概念であったが、ここ2年ほどの間に、マダコ用のエギが開発され、釣り方が一変してしまった。エギの釣りになり、素人でも結構簡単に釣れるようになった。

セミナー

←朝、出船前に開かれる「マダコレクチャー」、船頭の熱弁が乗船者に響き渡る。余りにも正直に述べられるため、悲しくなる場面もあった…。

昨年、毛糸先生が釣友のF氏からタコ釣りの良い情報をゲットし、東二見の近藤丸への釣行に誘って下さったことがきっかけで、東二見の釣船に初めて乗った。行く前は、10杯ぐらい釣れたらマシな方かな?ぐらいにしか思っていなかった。そして釣行してみると、このところ爆釣状態とのことであったが、本当に大きなタコばかり30杯以上釣れてビックリした。そのため、今年も行こうと、有給を取っての釣行となった。(今年から2船体制になったが、それでも土日の予約は非常に難しい状況である。それだけ人気と実績のある釣船である)

3:20頃に毛糸先生が迎いに来て下さり出発した。摩耶ICから高速に入り明石西ICに向かった。道中、停滞も無くすんなりと明石西ICに到着し、その後は一般道をカーナビを頼りに走り、10分程で東二見漁港に到着した。近藤丸の駐車場に行くと、僚船の船頭が駐車場所を指示していた。駐車後に荷物を持って乗船場に行くと、意外とお客は時刻が早いためか来ていなかった。但し隣の岩澤丸のお客が沢山集まっていた。

昨年は、この乗船場に「蚊」が沢山居ることを知らず、半パンで来たため蚊の猛攻を受けてしまった。そのため、今回は暑いが長ズボンで来たのであるが、今年は暑すぎて蚊が全国的に少ないらしい。確かに今回は去年のような猛攻には合わなかった。それでも蚊は結構居るので、予めスキンガードを塗っておくことをお薦めする。

5時ぐらいに船頭夫婦が到着し、受付を開始した。料金を払った後、予約順に釣り座を決めた。全員決まったとこで乗船開始となった。我々は、左舷ミヨシから2席となった。毛糸先生のご厚意でミヨシに座らせて頂いた。竿に糸を通してきていたので、準備はすぐに終わった。その後、恒例の船頭のレクチャーが始まった。対象者は、2隻の客全員であった。

二見沖

レクチャーが終了し、5:30頃出船。10分ぐらい走り、ポイントとなる東二見人口島のすぐ前に到着した。海面を見ると、今年も非常にたくさんの旗が浮いていた。みんなタコ壺漁のブイである。暫くして、仕掛け投入の合図が出た。水深は、レクチャーの時に説明があった7mほどであった。朝イチは、潮が止まっているような状況であった。

←東二見沖には、明石周辺の釣船も多数集結していた。

この日のタックルは、竿:アルファタックル、海人エギタコ185、リール:シマノ、グラップラー300HG、道糸:PE3号、先糸10号、オモリ50号、エギは、潮が緩かったので、巷の評判で良く釣れるという「デビルクラッカー」を使ってみた。

ひと流し目、潮の方向は本当にゆっくりと東から西に流れていた。船首を東に向けていたので、私の釣座は、一番潮下となる。しかし、何故かタコが最初に釣れたのは私であった。そして次に毛糸先生が続いた。毛糸先生と「何で潮後の我々が釣れるのだろうか?」と不思議に思った。

その後も「デビルクラッカー」は絶好調…、殆ど釣れていない船上で、私だけがコンスタントに釣れ続いた。しかし、釣れてくるタコの型が小さい。中には100グラムに満たないような小タコまで掛って来た。潮の流れを見ていると、じわっと流れていて、タコ釣りには最高と思える状況であったが、船中盛り上がって釣れるということはなかった。

時刻は既に10時を過ぎていた。この日のゴールデンタイムは何時かな?と期待していたのであるが、そんな気配は無かった。最後に大型の期待が出来るポイントに移動した。出船前のレクチャーでは、ワカメが生い茂るポイントで、数日前は大型のタコがかなり釣れたらしい。ここで潮が速くなっているため、エギを蛸墨族にチェンジした。

水深は浅く、10mまでであった。確かにエギにワカメが絡んでくることが多発した。その中で、右舷のお客さんに遂に大型のタコが上がった。網に入ったタコは、どう見ても1kg以上はある大型である。私も1杯はあれぐらいのタコを釣りたいなあと思うのであった。その後もキロ以上のタコが数杯上がった。

私も釣りたいなあ…とがんばっていると、遂に大型のタコの乗りが来た。潮が速いので少し道糸を出して送った後、大合わせした。すると今まで釣ったタコとは比べものにならない重量感が伝わって来た。水深は浅いのですぐに上がって来たのであるが、タコが見えたところで、何と外れて帰って行った。デカイタコが見えていたので、バレた悔しさがこみ上げて来た。ああ…逃げられた。

釣果

自分では、しっかりと合わせを入れたつもりであったが、それでもちゃんと鈎掛りしていなかった。こればっかりは、ケースバイケースなので、運が悪かったとしか言えない。その後、最後の流しで毛糸先生がまずまずの型のタコを釣り上げたところで沖上がりとなった。

←この日釣れたタコは、本当に小さい型ばかりであった。

レクチャーで船頭が「今年は例年に比べて、タコが非常に少ない」と言っていたが、本当にそんな感じの一日であった。結果、15杯であった。(2杯は放流) 昨年の釣果を思い出すと、恐ろしいぐらいの乏しい結果に終わってしまった。去年は異常に良かった結果で、今年は異常に悪い結果であった。

今年は、どこの釣船も良い釣果が出ていない。船頭さんの「今年はホンマに少ない」と言っていたが、帰る途中に来週の仕掛けを作るため、湊川のヒカリに寄った際、店員さんと会話したのだが、やはりどこの釣船も良い釣果は出ていないとのことであった。

今年も半年が過ぎたのであるが、今年は例年より良く釣れる魚が居ないように思える。今年の冬は寒い日が長く続いたことが影響したのか、春の段階で何となく異常的とは感じていた。その後も良くなることが無く現在に至っている。各乗合船も、今後タチウオが釣れなかったら、今年は、商売あがったりの状態になってしまう。

本当は、タコ釣りにもう一回行きたかったが、東二見で今回のような状況であれば行く気が消えてしまった。8月は、アコウ釣りを2回予定している。また、イカメタルにも誘われているので楽しみにしている。