仙人の釣日誌

 2018年5月18日 盛和丸の真鯛A

5月…ホンマ真鯛以外のターゲットが見つからない月である。マダコ狙いをスタートした船もあるが、やっぱりタコは夏に狙うものだと思っている。下旬になると、ここ数年はマアジ狙いがスタートしているが、今年はメバルの外道で釣れたという情報も掴んでいない。今年はどうなることか…。

5月2日は休暇を取れば大連休になるので、自宅が地方にある同僚は、沢山お休みされていた。私は別に用事も無かったので出勤した。その代わり月中に有給休暇を取って釣りに行く計画を立てた。何を釣りに行こうかなと、ネットで状況を調べると、期待を持てるのはやはり真鯛狙いしか無かった。

釣れそうな潮と、仕事に影響が無い日ということで、18日に行くことを決定して予約を入れた。最近の天気予報は良く当たる。1週間ぐらい前に予約したのであるが、18日は生憎の雨の予報になっていた。雨でも風さえ無ければと祈りながら当日を迎えるのであった。

ネットで調べたところ、前日の釣果は「◎」であった。どこの釣船も、特に小鯛が2桁続出の釣果が出ており、期待が膨らんだ。今年は、小鯛が多いのでちょっと細い糸のサビキも作って用意している。前々日にどんなサビキが釣れていたのか最終確認して、当日使うサビキを作って用意した。天候も午後から悪くなるが、午前の釣りに問題が無いことが分かった。

いつものように朝4時に起床、準備を済ませて5:20頃に自宅を出発、JRで六甲道から須磨まで乗車した。この日は、流石に平日のためか、いつもより乗客は少なかった。須磨駅に到着する前、車窓から仙正丸を見ると、既に出船していた。階段を降りると長野船長が軽トラで待ってくれた。すぐに荷物を積んで出発、数分で乗船場に到着した。この日はお客が3人で、左舷のどこでも好きな場所ということで前寄りに座った。

私が乗船して準備に取り掛かったところで船は出船した。この日のタックルは、深場も攻めるということで、竿:がま船・真鯛HYPER SPEC 3.6m、リール:Force Master 400、道糸:ソルティガセンサー2号、先糸フロロ5号4m、仕掛けは、自作サビキの7本鈎、オモリ:40号を使った。なお、仕掛けが長いので、手元の仕掛けが捌けるように、船べりにマグネットシートを用意したい。探検丸も使えるのでセッティングした。

探検丸

まず船が向かったのは舞子沖のポイントであった。この日は風が無く湿気が多いため、モヤが掛って視界が真っ白で見通しが悪い状況であった。ポイントに到着すると、既に10隻ほどの釣船が集結していた。到着直後、船頭は魚探の映りを確認しながら攻めるポイントを探していた。東側から各ポイントを通過しながら魚影を見ているのであるが、そんなに良い映りは出ていなかった。そして船団より西のポイントを見たところ魚影が出たので、この日はここからのスタートとなった。

←真鯛のポイントは、このような急激に高くなる所の上が殆どだ。釣れる棚が合ってなければ釣れない。

「準備が出来たらやってみて…」とのアナウンスで釣り開始、ひと流し目はポイントを通ったが誰にも当たらず。2流し目、良く映っているとアナウンスが出た後、私にアタリが来た。ゆっくり巻き上げていると、穂先にじわっと重みが乗って来て、更に巻くとコンコンコンとアタリが出た後、一気に穂先が海中に持って行かれた。このポイントでは、そんなに小型は釣れない。ドラグをほどほどの強さにして巻き続けた。上がって来たのは、40cm程のベッピンさんであった。

ボーズを逃れてホッとしたが、続く流しでまたまたヒット。船頭が映って来たというアナウンスの後、巻き上げている途中で穂先に重みが出て、そのまま海中に…、今度は先程より少し小さい真鯛をゲット。釣れる時は釣れるもので、次の流しも、そしてその次も4流し連続ヒットとなった。しかし、その後は潮が緩くなって釣れなくなってしまった。

イケス

←釣り上げた直後に、エアー抜きで浮袋の空気を抜いてやると、帰りまで活かしておくことが出来る。刺身で食べたいなら、必ずやっておくべきだと思う。

次のポイントは、淡路島の北端、江崎灯台下辺りのポイントであった。前日、ここで小型の真鯛が良く釣れていたので、この日も釣船にプレージャーボートも交じえ沢山の船が来て居た。到着して釣り始めた頃は、潮も流れておらず、各釣船ともあっちに行ったりこっちに行ったりと、魚影を探していた。暫くすると潮が流れ出した。すると決まったところで小鯛が釣れ出した。前日は、一箇所では無かったということであったが、この日釣れるのは、本当に決まった場所のみであった。

船がそのポイントを流れると、誰かに釣れる状況となった。隣の船が近いので、潮上の船が釣ったら、次はこの船…という感じで釣れるのであった。そしてこのポイントでやっと小鯛が掛り、少し待っているとダブルで釣れた。但し、ポイントが狭く、思っていたより食わなかった。意外と食いに来ても、途中で離してしまうアタリが多く、数も伸びなかった。時合も本当に思っていたよりも短く、すぐに食わなくなった。そして、魚影も薄くなり誰も釣れなくなった。

深いポイント、浅いポイントと探し回ったが、結局魚影は見つからなかった。船頭もこのポイントを諦めて、可能性を信じて、朝狙った舞子沖に戻った。丁度、潮も緩くなって来るタイミングであった。すると、魚影が映るポイントを発見、すぐに仕掛けを入れてみたが、何もアタリは出なかった。これだけ映りはあるのに食わない…、最後の手段として、仕掛けを毛糸の疑似餌に変更してみた。期待したのであるが、結局1回だけアタリが出ただけで終わってしまった。そして13:00に沖上がりとなった。

釣果

結果、25〜40cmの真鯛が6匹であった。中盤、小鯛がボコボコに釣れることを期待していたのが大誤算であった。周りをみていても、そんなに釣れていないと思っていたが、帰宅してネットで確認したところ、やはり他の釣船も釣れていなかった。前日は、かなりの方が10匹ぐらい釣っていたのに、現実は厳しかった。船頭の話によると、昨日はポイントも広く、釣れている時間も長かったらしい。自然が相手だけに、どうしようもない。

5月4日〜6日、東京の娘の家に遊びに行き、東京スカイツリーに登って来た。昨年は台湾の101に行ったのであるが、流石世界一の高さだし、この建物を作るための日本の技術は凄いと思った。特にエレベータの速さと滑らかさには感動であった。

東京には、過去1年と3ヶ月住んでいたのであるが、近くにありながら食べていなかった料理があった。それは「深川めし」である。今回東京に行ったら、絶対食べようと事前に有名店(深川釜匠)を調べて行ってみた。時間を少しずらして行ったが、30分ほど外で待たされた。

スカイツリーから

「深川めし」とは、簡単に言うと「あさりめし」である。有名なだけあって、これでもかぁ…と思うぐらいのあさりが入っており、食べても食べてもあさりが出てくるのであった。一人前としては、ちょっと普通の量より多いと思った。テーブルには何故かサランラッブの箱が置かれていた。入口で待っている客が「余ったらおにぎりにして持って帰れる」と言っていた意味が分かった。値段もリーズナブルなので、東京に行かれたら一度行ってみてはと思う。

←スカイツリーから東京ディズニーランド方向を見た景色。奥には京葉工業地帯が見えている。飛行機で羽田に着陸する寸前の景色に良く似ている。

来月、相生のアコウ釣りに初挑戦の予定である。サビキでイワシを釣って活かして置き、そのイワシエサで釣るということである。私は、瀬戸内のアコウが、白身で一番美味しい魚だと思っている。何とか釣って食べて、評価してみたい。今年も広島(生口島)のアコウは、そんなに釣れていない。折角良い釣船を見つけたと思っていたのであるが、このところの釣果を見ると、遠征してまで行く気がしなくなった。