仙人の釣日誌

 2018年4月30日 盛和丸の真鯛

防衛庁

14日に予定していた鳴門のメバル釣りは、悪天候のため中止になってしまった。1年以上前から予約していたのに残念であった。来年、予約して一回行ってみたいと思っている。

季節も変わり、そろそろメバルも終わりの時季となった。代わってターゲットとなるのが真鯛である。今年の冬は、チャリコが沢山釣れていたので、期待したいところである。盛和丸も狙いをメバルから真鯛に変えていた。連休は、後半に東京に遊びに行く予定なので、前半に行ってみようと、28日に30日の予約を入れた。

予約の際、今どんな仕掛けで釣っているのか確認したところ、サビキで釣っているとのことであった。メバルも同じであるが、一言でサビキと言っても、多種多様なサビキが存在する。その中で釣れているサビキについて確認する必要がある。詳細なことを聞いて、どんなサビキが良いのかだいたい理解することが出来た。時間も材料もあるので、鯛サビキを自分で作って用意した。

自作の場合、好き勝手な工夫を盛り込むことが出来る。その工夫が当たるか外れるか、実践で試してみるしかない。今回作ったサビキは、魚皮だけの物とある集魚効果のある糸を差し込んだ物を作った。真鯛はどちらを選択するか楽しみであった。

いつものように朝4時に起床、準備を済ませて5:20頃に自宅を出発、JRで六甲道から須磨まで乗車した。この日は、インド人のグループが乗車していた。昔は外国人が電車に乗っているところを見ることが珍しかったが、現在は当たり前のことになっている。須磨駅に到着して階段を上がる際、長野船長が軽トラで待っているのが見えた。階段を降り荷物を積んですぐに出発、数分で乗船場に到着した。そして、右舷トモに座るよう指示された。

私が乗船して準備に取り掛かったところで船は出船した。この日のタックルは、深場も攻めるということで、竿:がま船・真鯛HYPER SPEC 3.6m、リール:ステファーノSS、道糸:ソルティガセンサー1号、先糸フロロ4号4m、仕掛けは、自作サビキの7本鈎、オモリ:40号を使った。なお、仕掛けが長いので、手元の仕掛けが捌けるように、船べりにマグネットシートを用意したい。(初心者は、マグネットシートが無いと全く釣りになりませんよ…)

まず船が向かったのは東浦沖の通称「防衛庁」と呼ばれているポイントであった。船頭の話によると、海苔網が外されてから大漁が続いていたようだ。ただ、誰でも行って良いポイントのようで、当日もプレージャーボートが一杯来ていた。到着直後、周りの船を観察していたが、誰も真鯛を釣り上げることが無かった。船頭は魚探の映りを確認しながら攻めるポイントを選択していた。この日も探検丸を持参し画面を見ていると、船頭が道中に教えてくれた「磯の裏側に良く映る」という言葉の通りであった。

「準備が出来たらやってみて…」とのアナウンスで釣り開始、ひと流し目はポイントを通らずにハズレ。2流し目ポイントを通った。すると私にアタリが来た。ゆっくり巻き上げていると、穂先にじわっと重みが乗って来て、更に巻くとコンコンコンと穂先を海中に持って行った。根掛りすることは無いので、そのままゆっくりと巻き上げていたところ、更に強い引きが出て2匹目が掛ったようだ。上がって来たのは、やはり真鯛のダブルであった。

昨日は、トップで3匹であったので、あと1匹で昨日と一緒、頑張ってそれ以上釣るというか釣れる気がしてきた。それからは、この日の釣れるパターンが分かって来た。サビキはそのままにして、仕掛けをどこで落としてどのぐらいの速さで巻き上げればよいかということは掴めた。次にサビキのパターンである。常に釣れた鈎を確認していると、ある色に興味があることが分かって来た。また、この日準備した「私の工夫」は全く意味が無いことが分かったので、途中で交換した。

盛和丸は、沢山の船が居る中で、順調に真鯛を釣らせているように思われた。毎流し誰かに釣れているようであった。初めは小型が多かったが、ある一時は40cmクラスが連発していた。その一匹が私にも来た。穂先に重みが乗った後、グイーンと穂先が海中に刺さりリールから糸が出された。根掛りは無いので慎重に巻き上げたが、大きくなってくると顔を振る仕草が大きくなってくる。上がって来たのは、私の今日イチであった。

探検丸を見ていると、何故こんなに映っているのにみんなに釣れないのか…と思うばかりであった。船頭は、これだけ沢山の船が毎日やるので、かなりスレてきているのだろうと言っていた。9:30頃に潮が緩くなってきたので、ポイント移動となった。この時点で真鯛を7匹釣っていた。

イケス

←釣り上げた直後に、エアー抜きで浮袋の空気を抜いてやると、帰りまで活かしておくことが出来る。刺身で食べたいなら、必ずやっておくべきだと思う。

次のポイントは、岩屋のかなり沖合であった。探検丸を見ていると、真鯛らしき映りが出ない。色々と別のポイントを映してみるも真鯛の反応は出なかった。そして次に淡路島の北端のポイントに移動してみるも、真鯛の反応は出なかった。そして、またまた岩屋の沖合に戻って釣り再開、しかし、船中メバルが釣れたが真鯛は釣れなかった。本当にまだ海峡筋には、真鯛は居ないように思えた。

時間も経過して、最後に塩屋沖のポイントに移動した。探検丸を見ていると、魚の映りはあるのだが、どう見ても真鯛ではなく、メバルのようであった。すると、やはり何人かのお客さんが良型のメバルを釣り上げた。こんな日は、真鯛とメバルを釣るのが、結果的であるがベストパターンと思った。そして13:00に沖上がりとなった。前半に真鯛を釣った後は、魚の反応が無い一日であった。

釣果

結果、25〜40cmの真鯛が7匹であった。周りをみていて、そんなに釣れていないと思っていたが、帰宅してネットで確認したところ、やはり他の釣船は釣れていなかった。この日のサビキでのヒットパターンは、繊細な「小豆島沖狙いのサビキ」であった。船頭がスレているので、太いハリスでは食わない…と言っていたが、本当にその通りだと思った。魚皮の色については、小豆島で良かった色が思っていたよりも良く釣れた。経験と実験して勝ち得た結果であると思った。

この日釣った真鯛は、前回のメバルに引き続きカルパッチョとアクアパァツァで頂いた。白身で個性の少ない魚は、この食べ方が良く合うなあと思う。

この連休、本当に何も釣れていない。皆さんも困っていると思う。6月は沢山釣行予定があるが、5月は今の所何もない。ここ数年は、5月後半からマアジが釣れている。今年は、天候が変なので、どうなることやら…。